どんなに暑さに辟易していても季節の変わり目となればなんとなし寂寥感が漂う。
9月・・行く夏の忘れ物。
夏が終わる頃例年よんにゃむの家の庭にはこんなものが残されている。
蝉の抜け殻 蝉のなきがら等々。例年だといっぱい転がっていたものだが今年はコレだけ。少ない。
蝉の煩いほどの鳴き声もツレさん(夫)の飼う鈴虫には今年はかなわなかった。
さて蝉のなきがらを見るたびいつも思う。この足のたたみ具合。
末期の必死さが伝わりませんか。
それともこうして礼儀正しく生を全うする生き物なのか。
そして空蝉。すごいです。抜け殻なのにこの足の技。
接着剤未使用なのにこうしてしっかりと引っかかっている。
この強靭な足先のつくりがあって脱皮が可能なんだ。
自然界の神秘さに釘付け!
3日ほど前にはトンボが大発生。
トンボはある日突然田んぼ一面に湧き出てきたように出現する。
ホントに「突然」だ。
きっと人知れず稲の根元でヤゴ生活を送っていたんだね。

