
今月8月6日原爆投下の日、「ベニチオ・デル・トロ広島へ行く」が有料TV局から放映された。
この日の視聴は無料だったので私にも見る事が出来た。
「ベニチオさんて?」
2008年「チェ」という映画で主人公チェ・ゲバラを演じカンヌ国際映画祭で男優主演賞受賞した大変な俳優さんなのだ。
「なぜ彼が広島へ?」
彼は2011年ニューヨークで自ら選んだ新藤監督の10作品を上映するほど監督に心酔しているのだ。
今年5月広島で「新藤兼人 百年の軌跡」の企画に合わせ来日。彼が監督の作品中一番感銘かつ影響を受けたのが「裸の島」。その「裸の島」ロケ地、平和記念資料館などを巡って歩いたのだ。
このドキュメンタリーには私がまだ知らなかったヒロシマの数々があり、多くの人にみてほしいと思った。
新藤兼人監督からの強いメッセージ「手のひらの両側みたいに二つの側面があってこっちが絶望、そしてこっちが希望」だという。絶望の後に必ず希望があるということ。今の日本に一番必要なメッセージを外国の俳優さんを通して知るなんて・・
新藤監督はご存知のように広島の出身。
彼の映画を初めて見たのは小学校? 中学校?講堂か体育館だったことは確かで「原爆の子」だった。
乙羽さんの可憐さが記憶にある。
最後にちょっと自慢したいです。
よんにゃむは新藤兼人監督と握手したことがあります。
2008年大竹しのぶさんのライブでのこと。
大竹しのぶさんのお芝居はほとんど観ている私ですがコンサートは初めて。
会場がチャペルなので客席もこじんまり・・それがよかった・・
前から3列目の私達の席の前になんと監督としのぶさんの母上が座っていたのです。
帰り際監督に思い切って「いつまでもお元気でいてください」なんてご挨拶し握手をしていただきました。。
よんにゃむのお宝体験でした。
しのぶさんの歌はストーリー性があっていい。
そしてトークがウケマス、ウケマス!

