今日は辞めた会社の同僚と横浜で食事してきました。

彼女は本社に勤めているので普段は電話や社内メールでやりとり、月一の会議で顔を合わせる程度だったのだけど、社内で信頼をおける数少ない人の一人でした。

経理やってるんだけど、いわゆるプロ意識っていうんですかね、そういうのがハッキリしててとても気持ちよく仕事できました。


どういうきっかけだったか忘れちゃったんだけど、ある時彼女が歌舞伎役者の片岡孝太郎さんのファンでそれもかなり本格的で自分で片岡孝太郎さんHP を立ち上げてることが発覚、見てみたらこれまたプロ級の出来。

「経理やってるなんてもった得ないんじゃない?」と話してたけど「いやいや」とこれまた謙虚。


そんな彼女は見た目色白の華奢な、おとなしい人に見えるんだけど、実はかなり大胆な活発な人のよう。

お芝居観に一人でとことこ地方へ出向いていって、土地土地の居酒屋さんにふら~っと一人で入って、そこで飲んでたオヤジに気に入られておごってもらったりするそう。

かたやお芝居の内容を掘り下げて知りたいと思ってその地を訪れて由来となったお寺を巡ったり作者の方にあったりもするとか。


本当に『人は見かけによらず』とは彼女のことだなぁ~と変に感心してしまいました。


彼女と話していて気がついたことが。

彼女の話し方や仕草、考え方が私の前職で一緒だった友達にそっくり。

前職の友達は年下だったけど、穏やかな、どこか悟りを開いたような話し方をする人だったんですよね。


私自身が子供なのかいつも一人で喜怒哀楽を繰り返していて、その友達が聞いていてくれるっていうパターンなんだけど、今日もそんな感じだったもんなぁ~。

こういう人と話していると気持ちがスーっと穏やかになっていくんですよね。


私の周りには男の人でもそういう人が居て、彼と話してると仕事とかでイラっとしてたはずが会った途端忘れちゃうっていうかスーっと気持ちが軽くなれるんですよねぇ。


凸凹じゃないけど、私の周りには私の出っ張りを引っ込めて均してくれる人が集まってくれているようです。