湘南といってほとんどの人が思い浮かべるのは江ノ電だと思います。
藤沢から鎌倉へ向かう途中、腰越を越えて鎌倉高校前へ向かうとき、海が見えると「お~っ」と誰もが声をあげてしまいます。昔の学校みたいな床の車両はもう無いけど、あのノスタルジックな感じは独特だしね。
私は江ノ電を使うことはほとんどないけど、湘南モノレール(大船-湘南江ノ島間走行)にはあえて乗車することがあります。
東京でメジャーなモノレールは『ゆりかもめ』ですよね。
あれはレールの上に車体がまたがってますよね。湘南モノレールはぶら下がりタイプです。車両の連結部も普通の電車と違って円形のコネクターみたいなのがついていて、とてもスムースにカーブをこなしていきます。
そう、電車と同じような形状しているくせに"蛇行"という表現がピッタリな動きをするんですよね。更に電車じゃありえないような角度をゴーッと音をたてながら上り下りします。
私は仕事帰り、下り方面に乗るのだけど、辺りが暗くて視界が悪いので気分はまさにスペースマウンテン。ちなみに研究の結果、ジェットコースターと同じでやはり車両は後ろの方が振られて楽しいです。
ちょっとイヤなことがあった時なんかは窓の外を見ながら心の中で「うぉ~」とか叫びながらモノレールの動きに身を任せます。あまりに変な動きなんでどうしても途中ニタニタしてしまいます。
そんな風にしてるとイヤなことなんか忘れちゃうんですよね。
今日もモノレールで帰ってきました。
イヤなことは無かったけどね。
降りたら夜空に細~く輝く月が出ていました。
