長文:私の出産 | ~おひさま堂~

~おひさま堂~

『家族のニコニコを支え合う。
そんなお母さんたちの集う場』
そんな場所を作ります。
埼玉県越谷市で、日々をつづりながら
育児に家事に、生活を重ねています。
周りにコントロールされず、動く・動きたいお母さんを応援しています。

こんばんは。埼玉県越谷市北越谷で
ベビーマッサージのお教室を開いている、よっこ。です。

某SNSのMには既に一年以上前に掲載していたのですが、
なんとなく、こちらにも掲載してみます。

私は(今でも)妊娠は病気ではないので、病院出産はNGという考えです。
が、検査に引っ掛かり(溶連菌)あえなく病院出産・・・となりました。
それまでにも転院をして、産む病院が最終的に決まったのが、出産の
3日前くらいだったかと。

息子は、敢えてこんな私に、
『病院出ないと助からない命もあるんだぞ。』と、お腹にいる時から
教えてくれていたような気がします。

以下転載です。とっても長いので、ごめんなさい。
そして、長いゆえに箇条書きです。

あひる

って、少し11月15日に戻ってみようかと。
自分へのメモ。そしてわが子へ残しておくこと。

・夕方までは日記にあったとおり。いつ出産来ても大丈夫な感じに準備が整う。
・夕食も普通に作って食べる。
・21時半ごろお風呂に入ろうかと思ったら、「おもらし!」してしまった・・・。
・トイレに駆け込む。
・トイレに入って、そのまま風呂に向かったのだがお漏らしが止まらない・・・。
・!!!これが噂の破水か?!?!?
・ダンナを呼び、病院からもらった出産マニュアル本(笑)を持ってきてもらう。
・病院に電話する。
・できるだけ早く来てとのことだったので、向かう準備をする。携帯の充電器とスリッパなど。
・動揺してたけど、何とか準備してさりゅにご挨拶。
・「次会うときは、一人連れてくるからいい子でいてね。」
・不安そうなさりゅ。その間も水が・・・。
・前日に買っておいた大きな紙ナプキンと、バスタオルをお股にあてて、履けるパンツ・・・
・タイパンツ発見!そのまま車へ。
・車の中で実家へ連絡
・病院に到着。
・人生初車いすに乗せられる。
・体温を奪われているのか、ずーっと震える。
・処置室に入れられて、人生初の点滴!
・のハズが、助産師さん2回失敗。
・医師登場も、一度失敗。私の左腕後日あざだらけ。
・右腕で何とか点滴。あぁ、点滴・・・これが嫌だったんだけどな・・・。
・病室へ。この時点で23時半頃。この数時間で一日分の入院費用がかかっていたと後日知る。
・分娩室、陣痛室を見させてもらう。
・部屋を整えてダンナは一時帰宅。
・0時過ぎころから徐々に陣痛の波がやってくる。
・あぁ、私も陣痛がわかるのか・・。よかった。
・数時間後、とてもじゃないけど痛くてナースコール呼ぶも助産師来ず。
・そういえば、すごい雄たけびを上げながら分娩室にさっき一人行った気がする・・・。
・私も耐えられないんですけど・・・。
・少し我慢して、もう限界だ!ナースコールを押して何とか来てもらう。
・「あら、結構おしるしでてるのね」
・出産用の服に着替えて、陣痛室へ。着替えるのも歩くのも一苦労。
・陣痛室で、息しろと言われながら「だーしーたーいーー」と何回か叫ぶ。
・何回か酸素マスクつけられる。初酸素マスク。
・数回子宮口を見られ、「あら、もう10センチ」「え、初産婦だよねハハハハ!!!」と
 助産師達に笑われる。
・ダンナ携帯に電話してもらうも、ダンナ出ず。
・陣痛で苦しみながら、自宅の電話番号を伝えてかけてもらう。
・四つん這いになりながら、分娩室へ移動。途中でこのまま産んでやろうかと思った。
・分娩台に乗せられて、ダンナさん来ないわねーの言葉を数回聞く。
・「もしダンナ来なかったら、私自分でへその緒切ります。」宣言。
・「CDとかは?」「慌ててきたので忘れました。」産みたくてたまらない妊婦とそんな会話しなくても。
・持ってこようと思っていたCDは、ハスキンとミッシェルだったから、もしかけたとしていても
余計力んでいたかもしれない(笑)
・7時半ころようやくダンナ到着。
・結構下りてきているのわかるんだねー。
・力んでいいよ、と言われたのでYOGAでやったとおり、内側に体を向けて力む。
・ ・・・・最後の最後が出てこない。
・自分では20回以上力んでいた気がする。
・やっぱり酸素マスクつけられる。
・気づいたら周りに先生が沢山。「青木さん、もう切ろう。心音が下がってる。」
・この病院で唯一と言っていいほど信頼していた婦人科の先生の声がした。
・「はい!」とあんなに嫌がっていた会陰切開をあっさり承諾(笑)
・切られた感触、あり。
・それでも出てこず、「器具使って出すから!いい?」と言われ、吸引じゃなかったから
あっさり、「はい!」と言っていた。
・力まなくていいときの呼吸法で、出てくる感触がわかる。にゅるっというか、するっとした感触。

11月16日 8時7分 2380グラムの男の子、出てくる。
分娩時間、2時間51分。初産婦とは思えないスピード出産。

・初めに思ったこと。「ちっさ!!!!」やっぱり小さかった・・・。
・ダンナにへその緒を切ってもらう。この子とつながっていたものが切られてちょっと泣きそうになる。
・胎盤を出す模様を写真に撮ってもらう(秘文書扱い。)。そして触る。感慨深い。
・その後、処置を色々してもらい、何はともあれ、「おなか減ったーーー」この時初縫合。
・分娩台の上で朝食をとる。
・歩いて病室に行こうと思ったけど、思ってたよりふらふらしていたらしく、車いす。





一人として同じ出産はありません。
兄弟でも違うし、双子でも違うそうです。
助産師さんの介助で自宅出産を希望していた私が、
分娩台の上で会陰切開と柑子使って出産・・・。
望み(理想)と現実のあまりの違いに、それはそれは
ブルーになりましたが、産まれたときから今も息子は元気です。