曼殊院門跡
(まんしゅいんもんぜき)
御朱印
地名をとって
『竹乃内御殿』
とも呼ばれた洛北屈指の名刹
右上に菊と竹の寺門が
モチーフ✨となった印が押されています。
国宝不動明王像「黄不動」
緑が綺麗ですねー🍃
この時期が一番好き

勅使門(ちょくしもん)
天皇の勅使(使い)の方しか入れない門です
普段は閉鎖されています。
曼殊院‥‥
サンスクリット語で
「妙薬」「愛楽」を意味するという「曼殊」
殊の字が違いますが、
彼岸花である「曼珠沙華」に由来している
と言われています。
曼珠沙華は
「吉兆しとして、赤い花が天から降って来る」
という仏教の経典に由来しているそうですよ

ステキな名前

曼殊院門跡
こま札
「天台宗五門跡」の一つ‼️
(別名、京都五箇室門跡とも言います)
門跡とは
皇族や摂家が出家する位の高い寺院の事。
天台宗五門跡は
曼殊院
青蓮院
三千院
毘沙門堂
妙法院
最澄が比叡山に作ったお堂が始まり
とされています
その後、是算(ぜさん)が
初代住職になり
比叡山西塔に場所を移します。
そしてその後、
1656年に現在の地に移しました。
この是算というお坊さんは菅原家の人で曼殊院には菅原道真を祀る祠(天満宮)もありましたよ。
大玄関へ
大玄関は
虎の間、竹の間、孔雀の間
と分かれています。
それぞれの部屋の襖には
虎、竹、孔雀が描かれています。
その中でも、
虎の間襖絵は重要文化財に指定されていて
狩野派一門の一人 永徳作だそうです
(ネットからいただきました)
庭園
大書院の前には枯山水の庭園
国の名勝にも指定されています。
敷き詰められた小石で水の流れを表現しており、その中に、鶴島と亀島が設置されています。
苔の生えた部分は
それぞれに名前が付いていまして
手前に見えるのは鶴島です。
樹齢400年の五葉松があります
こが鶴の首に見立てられているという事です
白い砂を海に見立てると、
島のように見えますね
部屋は「滝の間」
「十雪(じゅっせつ)の間」
「仏間」
「控えの間」と分かれています。
曼殊院には、仏堂はありません

境内には
大書院
小書院
八窓軒(茶室)があり
大書院に本尊があるので、
こちらが曼殊院の本堂にあたるそうです‼️
小書院(こしょいん)には
「富士の間」「黄昏の間」
があり
「黄金の間」には、
国宝不動明王像「黄不動」があります
「像」といっても、彫刻の仏像ではなく、
「掛け軸」
平安時代後期以降、
滋賀県にある三井寺に伝わる黄不動を
お手本として多く描かれたうちのひとつ。
黄不動とは、
三不動と呼ばれる不動明王のひとつであり
体が黄色い事からそう呼ばれています。
三不動とは
- 青蓮院(青不動)
- 川崎大師(赤不動)
- 三井寺(黄不動)
小書院から更に奥へと進むと
「上之台所」
来客用の食事や、曼殊院の住職の食事を用意する所です
2つの「幽霊の掛け軸」なんです。
とってもこわい掛け軸です
呪いの掛け軸って言われているそうです

でも、私は見ても
怖いとは思いませんでした‥‥
*院号【】
*寺号【曼殊院門跡 (まんしゅいんもんぜき)】
*正式名称【】
*宗派【天台宗】
*ご本尊【阿弥陀如来】
*札所等【近畿三十六不動尊第十七番】
*開基 【是算(ぜさん)】
*創建年【 947年 - 957年(天暦年間)】
*住所【京都府京都市左京区一乗寺竹ノ内町42】
御朱印は納経、参拝の証としていただいています💕🙏
参拝できましたことに
感謝いたします
最後までご覧いただき
ありがとうございました
初めて令和と聞いた時どう思った?
雰囲気的に平成より好きだなぁ
っておもいました。
令和の意味をしり
さらに素敵だなぁって思いました