「蓮如上人御影道中」
ってご存知ですか?
浄土真宗中興の祖、
行き(御下向(ごげこう))は
4月23日~5月2日までは、
5月2日から8日間かけて
蓮如(1415~99年)の肖像画
「御影(ごえい)」を
輿車(リヤカーのようなもの)にのせ
京都の東本願寺(真宗大谷派本山)から
福井県あわら市の吉崎東別院まで
僧侶と門徒たちが徒歩で運ぶ宗教行事です。
1752年(宝暦2)年から毎年行われ、
一行は大谷派寺院に宿泊しながら
1週間かけて約240キロを歩きます

琵琶湖の西側を通るルートで、
例年4月17日から22日まで
7日間かけて吉崎をめざします

吉崎別院にて蓮如忌という法要が行われます。
そして今度は

琵琶湖の東側を通るルートで
京都の東本願寺に戻るのが
御上洛(ごじょうらく)とよばれます。
御影道中は、
越前吉崎を拠点に布教に当たった
蓮如上人の苦労をしのぶもので
蓮如上人が吉崎を退去してから
200年以上後の江戸時代中期頃、
東本願寺にある御影を借りてきて
法要を営むという形で御影道中が
始まったといわれています
↓ これは、東本願寺をでたときの様子です
(写真は全てネットからいただきました)
その蓮如上人御影道中に
昨日偶然に遭遇しました。
滋賀県高島市を運転中だったのですが🚗
一目見てわかりました !!
そうだ!
たしかゴールデンウィーク前に
このあたりを通るんだった‼️
Uターンしようかと悩みましたが、
迷っているうちに
だんだん遠ざかってしまいました。
ご縁があれば、
帰るときにお見かけするかもしれない‥‥と、
わずかな希望をもちながら用事をすませました。
そして、帰り‥‥
気にしながら運転していましたが
なかなかお会いしません😢
どこかで休憩しているかもしれません
と、思ったとき
国道を歩く行列をみつけました
信徒全員で引いて
「蓮如上人様のお通り」と
声をかけて通るそうです。
↓これが御影を載せた車です。
(ネットからいただきました)
やったぁーーー‼️
止まろうとしましたが、止まる場所もなく
他の車はスピードをあげて走ってます
あー無理だわ‥‥
追い抜かすとき、手を合わせました
暑い中、お立ち寄り所のお寺まで
この車の多い国道を
ずーっと歩き続けているんです
1番の難所は木ノ芽峠だそうです
輿車を担いで歩くそうです
すごいなぁ‥‥
なんとかして、もう一度出会い
ちゃんと手を合わせたいです👋