福井県若狭町にある
福井県年縞(ねんこう)博物館
に行ってきました
学芸員さんとお呼びすればいいのかわかりませんが、年縞の説明をとてもわかりやすく丁寧にしてくれました。

外観はオシャレ。目立ちます。
だれが設計したんでしょうね?
昨年9月にオープンしたばかりで、
昨年開催された福井国体の時には
皇太子さまやご皇族の方々もご来館され
興味があったのですが ‥‥
そもそも年縞ってなに?😅
年縞とは、湖や沼の底に
プランクトンや土、花粉、火山灰などが
積もってできる「泥の地層」のこと。
「明暗一対の縞」が1年かけて積もるので、
「シマシマ」に見えるそうです。
7万年分の年縞が横にずらーーっと
並んでいます。
その長さは なんと‥‥ 45m
なので、この博物館は長いんです!!
「三方五湖」は
三方湖、水月湖、菅湖、久々子湖、日向湖の
5つの湖のことです
有料道路のレインボーラインの頂上にいくと
三方五湖がとっても綺麗に見えます
その三方五湖の一つ
水月湖
年縞が形成される環境として
「奇跡」と言われるほど
理想的な湖なんだそうです。
その理由は、
①直接流れ込む河川がない
②湖底に生物が生息していない
③時間が経過しても埋まらないためです。
水月湖では湖底がかき乱されることがなく、
美しい縞模様が形成されるんだそうです。
世界にいくつか同じような湖があるそうですよ。
館内に入リ、まずは「年縞シアター」へ
壁面と床面に映像を映し出す円柱状の部屋です。
5分ほどの映像が流れます。
これがまた面白い!!
そして、いよいよ二階へ
昆布みたいでしょ?(笑)
端から2、3歩歩いたところで
学芸員さんが指さして
『ここは、秀吉の時代の天正地震の際に湖底に流れ込んだ層です』
そして、また数歩歩くと
『ここは鹿児島の桜島の火山灰です。』
『ここは鳥取県の大山の噴火の火山灰です。』
えーこれでそんなことがわかるんですか??

年縞の下にあるQRコードを読み取ると
その時の様子や年縞との関わりが
よくわかります。
今も横にある施設で、研究が進められているそうです。
湖底での年縞形成過程の映像も上映されています。
詳しいことは博物館にいくとよくわかります。
とにかくすごいんです!!
福井県年縞博物館 → こちらへ☆
3月17日(日)はすべての来館者が無料でご観覧いただけます。
また
3月29日(金)
年縞研究の第一人者である
立命館大学古気候学研究センター長の中川毅教授
副センター長の北場育子准教授が
展示解説をしてくださるそうです。
わぁー行きたいなぁ❣️