宝厳院(ほうごんいん) 


 御朱印
 

「念彼観音力
         (ねんぴかんのんりき)」

と書かれています。

『苦難のときに観音さまの力を念ずれば、苦しみから解放してくださる』



秋の特別拝観です。




1461年に室町幕府の管領でもあった細川頼之(ほそかわよりゆき)によって建てられました。

通常非公開のお寺ですが、春と秋の年2回だけ特別に公開されます。





では、中に入ります。










無礙光堂(むげこうどう)
別名、永代供養堂とも言います。




ご本堂



ご本尊は十一面観音菩薩。
脇仏には三十三体の観音菩薩。
足利尊氏が信仰したと寺伝にある地蔵菩薩像が祀られています。

ご本堂では「風河燦燦 三三自在(ふうがさんさんさんさんじざい)」の襖絵が公開されています


(撮影禁止なので、ネットからいただきました)

田村能里子画伯筆の作品です。
58枚の襖絵は3室構造にて仕切られています。
その襖絵ですが、一面朱色でその朱色は命が宿り燃えている色なのだそうです。
33人の老若男女が描かれていて、それは脇仏に同じく観音様が衆生を救うために現世に現れる姿として描かれているそうです。






ご本堂を出て
「獅子吼の庭」へ。


「獅子吼」とは「仏が説法する」の意味であり庭園内を散策し、鳥の声や風の音を聴く事によって、人生の心理、正道を肌で感じ心が大変癒する庭です。

と、言うことです!

開催は12月9日(日)まで。
秋の夜間特別拝観は12月2日(日)までです。



室町時代に中国に二度渡った禅僧、策彦周良禅師によって作られました。
嵐山の景観を匠に取り入れた借景回遊式庭園です。

庭の広さはなんと約、12,000㎡

と言われてもどれくらいの大きさわからないのですが😅







豊丸垣(ほうがんがき)
竹で出来た垣根なんですね〜

初めて見ました!



やわらかい雰囲気の苔と木々がとても優しく感じ、太陽の光が眩しく心が満たされます♡






獅子岩(ししいわ)
獅子の姿をした巨大な岩なんですが

わかりますか??(笑)





嵐山には渡月橋と呼ばれる橋がありますが、その橋の下を流れているのが大堰川なんだそうです。

これはその橋に以前、取り付けられていたものらしいですよ。




宝厳院垣



茶室




「嵐山羅漢(あらしやまらかん)」
「羅漢」とは「悟りを得た人」という意味です。

嵐山の守護、景観保全、人類の安心を祈ったものだそうですよ



宝厳院の外はすごい観光客で賑わっていますが
境内は観光客は少なく静かでのんびりとしていて
とっても綺麗でいいお寺です✨



*山号【大亀山】 
*院号【宝厳院】 
*寺号【】 
*正式名称【】 
*宗派【臨済宗天龍寺派】 
*ご本尊【十一面観世音菩薩】 
*札所等【】 
*開基 【細川頼之】 
*創建年【1461年 (寛正2年)】 
*住所【京都市右京区嵯峨天竜寺芒ノ馬場町68】 


御朱印は納経、参拝の証としていただいています💕🙏⛩ 


参拝できましたことに感謝いたします。

最後までご覧いただきありがとうございました🎵