東山慈照寺(じしょうじ)
銀閣寺 


 御朱印 





金閣寺と並ぶ京都楼閣建築の代表寺院で
相国寺の境外塔頭です。

室町時代後期に栄えた東山文化を代表する建築と庭園!

東山文化‥‥
中学生かな?習いましたね✏️





銀閣寺を創建したのは
室町幕府8代将軍の足利義政


足利義政ってどんな人かと言うと

・将軍候補じゃないのに将軍になった
・政治に関心がなかった
・奥さんの日野富子がとっても怖かった
・11年も続いた応仁の乱の原因を作り戦国時代のきっかけを作った 

という人物なんです



しかし、日本の美である侘び寂びの東山文化を築きあげた人物です✨


金閣寺は祖父である足利義満が建て
それを参考に銀閣寺を建てたんです!




中に入ってみます


銀閣寺を象徴する建物
観音殿


地味ですが、落ち着きますね〜






向月台(こうげつだい)
方丈の前庭にある白砂の砂盛り





波紋を表現した銀沙灘(ぎんしゃだん)



銀閣の前にある錦鏡池(きんきょうち)を中心に池泉回遊式庭園が広がっています。

この庭園は1952年に特別史跡、特別名勝にも指定されました




方丈




寛永年間(1624~1644)の建築。
ご本尊は釈迦牟尼仏。





銀閣寺形手水鉢

変わった形ですね。



「方丈」と「東求堂」は短い廊下でつながっていて、その廊下の前ににあります。



東求堂(とうぐどう



北面東側の四畳半は草庵茶室の源流、四畳半の間取りの始まりと言われています。

1486年(文明18年)に建立された足利義政の持仏堂で、現存する最古の書院造の建築物(国宝)。









錦鏡池(きんきょうち)の大内石







山側へと登っていきます

洗月泉(せんげつせん)
お茶の井(お茶を飲むための水)

巌下水(がんかすい)
龍門滝(りゅうもんたき)があります。




京都のお寺をみるといつも思いますが、
どこも手入れが行き届いていますね。








どんどん登っていくと素晴らしい景色!
最高です


ところで‥‥
この銀閣寺を作る前に起こった
1467年の応仁の乱

これは義政の後継者問題を巡って11年間も続いた戦いです。


義政たちに跡継ぎの男子が生まれないので、義政の弟である義視(よしみ)を次期将軍候補として定めましたが‥‥

しかし、なんと奥さんの富子に義尚(よしひさ)が誕生したのです
これは大変!大変!!

富子は義尚を生んだのに、次期将軍候補が弟・義視であることにクレームを言い始めました。

富子は政権の実力者であった山名宗全に協力を願い出ます。
一方、善視は管領の細川勝元と手を組みます

日野富子&山名宗全  VS  義視&細川勝元


いよいよ   応仁の乱が始まり〜‼️



そんな中、将軍である義政は何してたのというと…
もともと争いが好きではなかった義政は文化的な趣味に興じるなど優柔不断な態度を続けたと言われています。


能、茶道、華道、庭園、建築、連歌などに興味をもち
その代表と言われるのが、この銀閣寺です。


金閣寺が貴族的・華麗である北山文化。
銀閣寺は庶民にも親しまれた、わび・さびの世界である東山文化

ということになります。


結果的に山名宗全、細川勝元の両名が死んだことで、実の息子の義尚に将軍は決定します。

足利義政は正式に隠居します。

しかし‥‥
応仁の乱が終わりましたが、
将軍の力が衰え一揆が起こり世の中は乱れ
争いは絶えません!
下のものが上のものを力によって倒すという「下克上」の考え方が広がり

戦国時代へ突入となっていくのです➡️⚔




そうそう、金閣寺は金色なのに
銀閣寺は銀じゃない!!

どーして⁉️

「銀閣寺はお金が無かったので銀箔が貼られていない」

というのはウソだそうです😅

足利義政が茶道を趣味とし、禅宗文化に帰依したわびさび人ですから、
もともとこの観音堂に銀箔を貼る予定などありませんでした。

ではどうして、銀閣寺って言われているのかと調べてみましたが、諸説あってちゃんとしたことはわかりませんでした⤵️

その中で

「外壁の黒漆が錦鏡池に太陽の光に反射して、
銀色にキラキラ輝いて見えたらしい」
という説。

これに私は一票いれたいです👋

本当はどれなのかわからないのが、歴史っていうものかもしれませんね



*山号【東山】
*院号【】
*寺号【慈照寺】
*正式名称【東山慈照寺(じしょうじ)】
*宗派【臨済宗相国寺派】
*ご本尊【釈迦如来】
*札所等【】
*開基 【足利義政】
*創建年【 1490年(延徳2年)】
*住所【京都府京都市左京区銀閣寺町2】


御朱印は納経、参拝の証としていただいています💕🙏⛩

参拝できましたことに感謝いたします

最後までご覧いただきありがとうございました🎵