横蔵寺
(よこくらじ)
御朱印
華厳寺の後、揖斐川の横蔵寺にいうお寺に
即身仏(そくしんぶつ)が祀られていると聞いたので行ってきました。
厳しい断食修行の末、生きながら土中に埋もれてミイラとなったお坊さんのことだそうです。
主に山形県(庄内地方)などの東北地方に伝わる密教系の信仰の一つです。
悟りを開き、世の中の人を救いたいという思いから、辛い修行に長く身を投じます。
最終的に、自らの肉体をミイラとして残したお坊さんの究極の姿です。
日本には二十体前後の即身仏が現存していて
その多くが東北地方にあるそうです
寺伝によれば、
横蔵寺は日本天台宗の宗祖・最澄が比叡山延暦寺を開創する際に、本尊薬師如来像を自ら刻みその薬師如来像を造ったのと同じ霊木からもう1体の薬師如来像を造りました。
最澄は、その薬師如来像を背負い旅していましたが、延暦22年(803年)横蔵寺のある地まで来た時
薬師如来像が動かなくなったので、ここに一寺を建立して薬師如来像を祀ることにし、地元の三和次郎大夫藤原助基が寺を建立したと言われています。
東北地方が有名です。
「即身成仏」は悟りをひらいて生きながら仏になることで
「即身仏」とは別なので間違えないようにしてくださいね
寺伝によると即身仏は1781年生まれ、
本名は古野小市郎熊吉。
母親が亡くなったのをきっかけに長野の善光寺で仏門に入り、妙心と改名しました。
長年ソバ粉を水でといたもののみを食べ、修行にあけくれ、
その後、妙心は山梨の御正体山(みしょうたいさん)で富士山の山岳信仰の行者になります。
34、36歳の時、信徒に白木のお棺を作らせて、31日間断食を続け入定されました。
普通の即身仏はお弟子さんが遺体に腐らないような加工を施すことが多いのですが、妙心さんは人工的な手を加えていない自然のままで珍しいものらしいです
国の重要文化財に指定されている
木像四天王立像 、木像十二神将立像
楠の一木彫の『木像深沙大将立像』など22件のうち、
秘仏で60年に一回しか開帳されない本尊の『木像薬師如来坐像』以外の21件が安置されていました。
ここを管理しているおばあちゃんが、
ここのお寺はミイラ仏だけじゃない!!
一番願いを叶えてくれる「深沙大将」(じんじゃだいしょう)がこちらにいらっしゃいます。
と、何度も何度もおっしゃってました(笑)
西遊記の沙悟浄といわれる「深沙大将」(じんじゃだいしょう)。
重要文化財の彫像としては明通寺、金剛院とともに全国で3体だけです。
明通寺は先日行ってきました。
*山号【両界山】
*院号【】
*寺号【横蔵寺】
*正式名称【両界山 横蔵寺】
*宗派【天台宗】
*ご本尊【薬師如来】
*札所等【西美濃三十三霊場1番】
*開基 【伝教大師最澄】
*創建年【801年(延暦20年)】
*住所【岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲神原1160】
御朱印は納経、参拝の証としていただいています💕🙏⛩
参拝できましたことに感謝いたします
最後までご覧いただきありがとうございました