室町時代に活躍した有名な水墨画家雪舟(せっしゅう)ゆかりのお寺。
しかし、気が進まない雪舟は庭に出て石を動かし、絵の代わりに石組みで亀を描きました。
その夜、庭で不審な物音がするので和尚が障子の隙間から覗いてみると、石組みの亀が手足を動かして這っていたそうです。
和尚が慌て、雪舟が亀の甲の部分に大きな石を突き立てると、亀は動かなくなったらしいです。
これが亀島にまつわる伝説で、
芬陀院(ふんだいん)
御朱印
臨済宗の東福寺の塔頭の一つで関白一条家の菩提寺。
芬陀院は、室町時代に活躍した有名な水墨画家雪舟(せっしゅう)ゆかりのお寺です。
雪舟が作庭したという
鶴亀の庭 があることから
雪舟寺 とも呼ばれています。
天皇家とゆかりのあるお寺ということで、御所にあった襖絵や、昭憲皇太后愛用の机、一条関白が大名行列の時に先頭に担がせたという「金紋先箱(きんもんさきばこ)」などが展示されています。
枯山水の蓬莱式(ほうらいしき)庭園
日本最古の枯山水の庭園のひとつです。
これは京都最古で
近畿地方唯一の雪舟作の庭といわれています。
芬陀院には雪舟の絵はありません。
芬陀院には雪舟の絵はありません。
この庭こそが雪舟の作品!!
鶴亀の庭
綺麗な白砂と苔のお庭です、
正面に鶴島と亀島の立体的な二つの石組みがあります。
右が「亀」
左が「鶴」
間違えようにしてくださいね(笑)
鶴が一本足で立っているかのような右が亀島。
左が鶴島を表しています。
雪舟がこのお寺に身を寄せていた40代の頃。
時の関白・一条兼良(いちじょうかねよし)は、少年時代に涙でねずみの絵を描いたという雪舟の話を思い出し、亀の絵を雪舟に描くよう求めました。
時の関白・一条兼良(いちじょうかねよし)は、少年時代に涙でねずみの絵を描いたという雪舟の話を思い出し、亀の絵を雪舟に描くよう求めました。
しかし、気が進まない雪舟は庭に出て石を動かし、絵の代わりに石組みで亀を描きました。
その夜、庭で不審な物音がするので和尚が障子の隙間から覗いてみると、石組みの亀が手足を動かして這っていたそうです。
和尚が慌て、雪舟が亀の甲の部分に大きな石を突き立てると、亀は動かなくなったらしいです。
これが亀島にまつわる伝説で、
中央の高い石こそが雪舟によって置かれた石なのです。
お茶室「図南亭(となんてい)」の丸窓から東庭を眺めることができます。
*山号(妙法山)
*正式名(芬陀利華院(ふんだりけいん))
*宗派(臨済宗東福寺派)
*ご本尊(阿弥陀如来)
*開基 (一条経通)
*創建年(元享年間(1321~1324年))
*住所(京都市東山区本町15丁目803)
参拝できましたことに感謝いたします
最後までご覧いただきありがとうございました