数年前のことです。
三女が通う某大学で保護者向けの勉強会?バス旅行?のような行事が年一回行われます。
20か30コースぐらいあるでしょうか、、。
私は当時 県代表の役員になっていたこともあり、参加させていただきました。

私が選んだのは

平清盛のゆかりの地を行くコース

でした。

教授の説明を聞きながら回ります。


まずは 八坂神社 へ。

日本三大祭の一つ「祇園祭」
平安前期に疫病が流行した際、当社の神にお祈りしたのが始まりと伝えられています。

本殿の東側にある 
忠盛灯籠(ただもりとうろう)へ。


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12世紀の永久年間、五月雨の振る夜に白河法皇が祇園女御(ぎおん にょご)の許へ赴く時、前方に鬼のような姿を見つけました。

法皇は供の平忠盛(たいら の ただもり、平氏で初めて昇殿を許されたた人物で平清盛の父)に討ち取ることを命じましたが、忠盛はその正体を見定めてからの方が良いと考え生け捕りにしました。

正体を確認したところ、鬼ではなく油壺と松明を持ち、灯籠に燈明をつけようとしていた社僧であり、雨を防ぐために被っていた蓑が灯火の明かりで銀の針のように見えたことが判りました。

忠盛の思慮深さに多くの人が感嘆しました。
この忠盛灯籠は、そのときの灯籠と伝えられています。


また、その恩賞として最愛の祇園女御を忠盛に与えられましたが、
その時女御は懐妊しており、
生まれて来る子が男なら忠盛の子として育て、
女なら法皇が引き取ると約束します。
生まれたのは男の子でした。
それが清盛です。

清盛は祇園女御の子ではなく、祇園女御の妹といわれています。
女御の妹もまた白川法皇の寵愛を受けてました。

数年前の大河ドラマで、祇園女御は松田聖子さんが演じていました。


以前お参りにいった八坂神社はこちらへ↓↓