商売繁盛で笹持ってこい──!の今宮戎神社・恵比寿神
御朱印
豊臣秀吉が関白として統治した時代になると、庶民の間でえびす信仰が篤くなり、徳川幕府が開かれると大阪は商業の町として発展を遂げます。
豊臣秀吉の子・秀頼によって造営された社殿は第二次世界大戦の戦災によって焼失し、昭和31年に再建されました。
毎年1月9~11日に行われる「十日戎」には、毎年100万人もの人が参拝に訪れる大阪の冬の風物詩です。
十日戎では福笹と呼ばれる縁起物を多くの人が買い求めます。
もともとは京都のゑびす神社が頒布を始めたものですが、笹の青々した葉はいのちを生み出し続ける神秘性を表し、神様のご神徳によって命が生成発展する姿を象徴するものとされています。
十日戎ではまず拝殿で福笹を授かって、御札と吉兆と呼ばれる縁起物を付けます。
吉兆とは、「野の幸」「海の幸」「山の幸」を表す縁起物を束にしたもので、銭叺(ぜにかます)や銭袋、末広、小判、丁銀、烏帽子、臼、小槌、米俵、鯛等で構成されています。
◎神社名(今宮戎神社(いまみやえびすじんじゃ))
◎札所等(神仏霊場巡拝の道45番、なにわ七幸めぐり、大阪七福神巡り(恵比寿))
◎主祭神(祭神は天照皇大神(アマテラスオオミカミ)、事代主神(コトシロヌシ)、素戔嗚尊(スサノオ)、月読尊(ツクヨミ)、稚日女尊(わかひるめのみこと)の五柱)
◎創建年(伝・推古天皇8年(600年))
◎住所(大阪市浪速区恵美須西1丁目6-10)
参拝できましたことに感謝いたします
また、最後までご覧いただきありがとうございました