西国三十三所・京都・行願寺西国三十三所第19番 革堂行願寺行円上人はさまざまに人を助け、仏の道を説いてまわりました。密教行者のしるしである宝冠をかぶり、いつも革の衣をまとっていたので、いつしか「革聖(かわひじり)」と呼ばれ親しまれるようになりました。いっさいの人々の成仏を「ねがい、行(ぎょう)じる」思いが込められています。御朱印御詠歌花を見て いまは望みも 革堂の 庭の千草も 盛りなるらん意味は世の健やかな生命の営みをみて、昔の因業を思い起こし今は仏に帰依して減罪の望みを得てみると菩提を弔った多くの霊も安らかに成仏してくれたことであろう正式名(霊麀山行願寺)本尊(千手観世音菩薩)宗派(天台宗)開基 (行円上人)創建年(1004年)住所(京都市中京区寺町通竹屋町上ル行願寺門前町)