れおたん、2歳8ヶ月。
2回目の胎内記憶について、お話ししてくれた。
この日は、一日中機嫌がよく、
泣いたり、ごねたりすることが全然ない日だった。
お風呂からあがったら、いつもなら、すぐにお布団をかぶって
ねんね、するんだけど、この日はパワーが余ってるようで、
もう、10時なのに、まだまだ元気で、走り回っていた。
眠くないようなので、本を読んでから、寝ようと言って、
からすのパン屋さんを読む。
読み終えると、少し手足が温かくなってきたけど、
それでも、まだ、いろいろ、お話しモード。
私がまた、おへそを指して、
私「ここから紐ついてた時のこと、覚えてる?」
れおたん、ニコニコ無言。
私「ここから出てきた時のこと、もう、覚えてないよな~」
れ「あのね、ちいさくなーれって、でてきたの」
頭を下にして、うずくまってみせる。
私「えーそうなん?!」
れおたんは、うれしそうな顔をして、平泳ぎみたいに手をかきわけて見せる。
れ「あの、あのー、バーバパパみたい」
(バーバパパが土の中から、生まれてくる本を以前に読んだことがある)
私「そうなん、バーバパパみたいやってんや」
私「その時、どんなやったん?うれしかった?苦しかった?しんどかった?」
れ「くるしかったの、、、」
私「そうなんや~がんばったね、ありがとう!!」
れ「えっ何で?」
私「くるしいのに、すごいがんばって出てきてくれたから。」
私はれおたんをぎゅと抱きしめる。
れおたんは、すごく満たされたような表情。
私「お腹の中、楽しかったかな。何してたんやろう」
れ「あの、環状線、乗りたかった」
ちょっと、話がずれてきてるのかな?
私「そっかーそうなんや。出てきた時、どうやってんやろう。」
れ「ぱかっ!てなったの」
私「ぱぁかっ!てなってんや!! パパの声、聞こえたかな」
れおたんは、返事はせず、
私「頭は大丈夫やった?」(最後、吸引されたから)
れおたん、こちらも、何も言わず。
れ「写真撮ったやろ」
私「うん、撮ったよ、そんなんまでわかるの?すごいな~☆」
れ「もう、眠たい。。。」
お眠モードになったので、これで胎内記憶のお話しは終了。
もしかしたら、何か聞いたり、読んだり、空想かもと思う人
もきっと、いるかもしれないけど、
私は、れおたんが覚えているって、思った。
お話しを聞けて、すごくうれしかった。
そっかー産道を通る時は、すごい苦しかったけど、
小さくなって、ママに負担を減らそうと
一緒になって、がんばってくれたんだな。
出産は、母子ともにがんばってるって、改めて思った。
感動だわ。ありがとう。
命って、すばらしい。言葉では、全然言い足りないけど
何よりも大切で、愛おしい。
生まれてきてくれて、感謝。