11フリームス2004 のオーバーホールのついでに、
前回取り付け出来なかったローターナットベアリングを取り付け、
フルベアリング化(11BB化)しました☆
取り付け方法は・・・
全くおすすめ出来ない方法というか、
絶対にまねしないでください的な方法で取り付けてしまいました。
10セルテートのローターナット部分の部品を取り寄せての改造でしたが、
これ1個加工するためにタップ(ネジを切る刃具)を買うのもなぁ・・・と思いまして。
そこで、ピニオンギアの硬度を信じて、ピニオンギアのネジ部分でアルミのローターナットのネジを
切る作戦に出ました。
ちょっとコツが要りますし、失敗する危険性が高いです。
手動でネジ切りをした事が無い方はやめておいた方が賢明です。
といっても、ボクもそんなに得意じゃないですけどねw
結構な深さまでネジを切らなければいけないため、
ローター、オイルシールを取り外し、
ローターナットを、ピニオンギアに垂直に手で回してはめ込んでいきます。
手で回らないところまではまったら、垂直に取り付いているかを確認します。
ピニオンギアの平面の部分をレンチでしっかりと押さえ、
ローターナットにメガネレンチを掛け、水平にグルグルとねじ込んでいきます。
この時、切削面に、少量の油を差します。
カジリ防止ですね。油はリールメンテ用の油でも大丈夫です。
ここからは感覚が頼りなのですが、切りくず(切粉)の噛みこみを防止するために、
半回転させたら2/3回転戻す、や、
1回転させたら半回転戻す、等で、切りくずを排出していく作業が必要なのですが、
この辺りは経験値なので、集中して作業します。
ピニオンギアの頭がローターナットと「ツライチ」になるまでねじ込んだら切削終了です。
まぁ、実際はそこまでネジを切る必要はないのですが、説明が難しいので。
まだ気を抜いてはいけません。
ローターナットを外す時も、ゆっくり慎重に回していきます。
ローターナットが外れたら、ナット、ピニオンギアに着いた切りくずを洗浄します。
取り付けるときも、ゆっくりと締め込んでください。
ネジを2重に切っているので、接着面積はかなり少ないです。
パーツ寿命も短いです。
そこまでして改造する必要があるのか、という部分でもありますが、
ボクの場合はただの趣味ですから(ドーン
この改造方法は全くお勧めできませんので、
万が一このような改造をされる場合は、自己責任でお願いします。
元々取り付いていたローターナットは保管しておきます。
たぶん、あとで元に戻す気がします・・・
ついでに、2004スプールをさらに浅溝化するために、
エコノマイザーシールを貼りつけました☆
04シルバークリーク プレッソ用らしいのですが、
210円で売ってたので買って取り付けてみました。
幅と長さを切って調整する必要があります。
幅はシールに線が引いてあるので作業しやすいです。
長さはしっかり長さを測ってから切る事をお勧めします。
これで極細ラインを下巻き無しで巻く事が出来ますねっ♪
下巻き要らないのは結構経済的だと思うので、他のリールにも貼っておこうかな・・・
11フリームス 2002 11BB の完成です☆
まぁ、PE巻いちゃうんでプレッソのロゴは見えなくなっちゃいますけどねっ