勝手にこどもの読書月間企画

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“こねこのぴっち”

 

リゼットおばあさんが飼っている、動物たちのお話

そのなかでもおばあさんが特にかわいがっている犬のベロとねこの夫婦のマウリとルリと子供達

犬のベロが心配そうに気にしている子猫・・・それがピッチです

ピッチは小さくて元気がなく他の子猫のように遊ばないんです

でもピッチはおばあさんの飼っている他の動物たちの真似をして遊びだしました

でもピッチは濡れてしまい・・・

ウサギ小屋に居たピッチは病気になってしまいました

そして動物たちがお見舞いに来ました

みんな心配です

ベロが駕籠で小さい乳母車を作りました

そして外でみんなでピッチを笑わせようとお祝いの会をしました

そしてピッチはおばあさんの優しさに気が付きました

 

写真は私の私物です

金額220円(ちなみに今は税抜き700円です)

この絵本本当はもっと大きいんです

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後ろにある絵本は“こねこのぴっち”の前に描かれていてピッチたち5匹の兄弟が産まれたときの話です

 

“たんじょうび” 福音館書店

ぶん・え ハンス フィッシャー  

やく おおつかゆうぞう 

1965年発行

 

この絵本と同じサイズの“こねこのぴっち”は岩波書店から1987年に発行

があります

 

こねこのぴっち

ぶん・え ハンスフィッシャー

やく いしいももこ

 

こちらは昭和29年発行(1954年)

“こねこのぴっち”のほうが先に発行されていたんです

“たんじょうび”の方は読み聞かせのボランティアを始めてから知りました

 

 

岩波の子どもの本“こねこのぴっち”が発行されたのは62年前です

この時代の本って高価なものだったんでしょうか・・・

ちょっとでも紙の使用を少なくして安価での発行になったのかなーと思ってしまいます(勝手な想像です)

 

私が買ってもらってからも40年・・・子どもの時も何度も読みました

読むたびに優しいおばあさんに出逢えます

 

表紙は色あせてますが中は大丈夫です!!