こんばんは。
大谷洋子です。
現場から戻ったばかり。
現場に行くと毎回感謝の気持ちでいっぱいになります。
お片付けレッスンのお客様はお付き合いが長い方が多いです。
それも出会って年月が経って家のお片付けに入らせて頂くことも多くて。
何らかの理由で部屋が片付かなくなってしまった
物が溢れてしまった
自分ではどうしようもない
そんな方が私に依頼下さるまでには相当な葛藤があるでしょう。
出来るなら見せずに自分で片付けたいですものね。
だけどもう無理なんだと分かる。
または緊急に片付けないと行けない状況がやってくる。
色々な理由からご依頼を頂き、最初は不安でいっぱいのお客様も。
1、2回の訪問でも見違えるように綺麗になる場合が多いです。
(根本的な片付けではなくまずは見た目をすっきりさせると言う意味で)
写真は掲載しませんが初めてそういったお宅に足を踏み入れた時は「これは大変」とぶっちゃけ思います。
今のお客様の考え方では到底片付けきるのは不可能。
だけど二人で手を動かし始めると思いのほか早くすっきりします。
今日もダイニングテーブルの床が見えだして雑巾で拭きはじめたお客様。
久しぶりに見えた床。
本当は片付けしてほしいけど笑
片付くと拭き出すお客様は割とおられます。
拭きたかったけど今までは拭ける状況じゃなかったんだもんね。
心もお部屋も余裕がないもの。
そんな中で、「引っ越した当初はこんな風にしょっちゅう床を拭いていた感覚を思い出しました」
と言って下さって。
その言葉の深さにじんわりきました。
お客様はね、大抵真面目でいい人ばかり。
だけどなにかボタンのかけ違いで家が片付けられなくなる。
ちょっとずつちょっとずつ自分の軸も歪んでくるんだよね、家族との関係からが多いのかも。
毎日自分の気持ちと向き合ってる私ですら歪みます。
自分でも驚くくらい、自分の都合よく楽な方に歪んで行く。
それは信頼出来る人に指摘されて修正が効くけど一人ではずれていくの。
だから客観的な目線は常にあった方がいいと思う。
こんな風に誰かの諦めに近い、凝り固まって冷たくなりかけた心がふわっとゆるんだと感じた時に本当にこの仕事をやっていて良かったと思うし感謝の気持ちでいっぱいになります。
人に褒められたいだけなのかと思う時もある。
片付け出来るだけですごいねと言われるからそんな自分に酔ってんじゃないかと思う時もある。
でもこの感謝の気持ちが湧く時はそうじゃないと思うんですよね。
毎回学ばせて頂いて、喜ばせて頂いてありがとうと思います。
私の関わる人は本当に少ないし、逆に多いとここまで関われないのだと思うからこれからもこんな感じで。
今片付けで迷ってる人も悩んでいた時期がばからしくなるくらいにあっという間に片付いていきます。
未来に希望も持てます。
最初は勇気がいるでしょうけど自分が幸せになることを遠慮せずご依頼頂けると良いと思いますよ