前篇ではつらつらと思いを書きだしてみました。
私の生い立ちや、結婚してパートナーとの関係を築く中でお金への考えも確立されてきているように思ってるのでいろいろと書いてみましたよ。
さて後編です。
私は、家にある不要な物を捨てる(家の外に出す)ということに重点を置いています。
家に物が溢れていて、片付かなくて困っているというのは当然の流れだからです。
出来るだけ物を捨てず沢山の物を持ち、且つ収納技を駆使して使いやすく工夫する。
それも出来るんですよ、収納の上手な方だったら可能な事です。
でも、これではお金の貯まる生活にはならないのではないかと思っています。
何故かと言うと、自分が必要な物は何かと言うことが曖昧であるからです。
私は一時、断捨離に没頭していて、住まいの物の3分の1を処分したことがあります。
何故かというと物があることによって暮らしにくさを感じいつもイライラしていたからです。
これって、聞きようによっては、
「なんてもったいない事をするんだ」
「エコじゃない」
良く思わない方もいらっしゃるでしょう。
でも、私は捨てながら心では辛い思いをし、沢山の気付きを得ることが出来ました。
せっかくの夫の稼ぎで買ったのに使わなかった
ストレス発散に買ってしまったけど良く考えたら要らないものだった
お付き合いで買ってしまった
どうでもいいものを買ってしまった
など様々な思いが駆け巡るのですが、一旦リセットという事でとにかく家の外に出す。
この経験が後から生きてくるんですね。
こうやって捨てる事によって、もう買い物で失敗はしたくないと思います。
買い物の仕方が確実に変わってきます
衝動買いはしない(3回くらい不便を感じたら買う)
欲しい物を吟味するようになる
無くてもなんとかなると思ってるので在庫は持たないし、無くても代替えを考える事が出来る
物で繋がるだけの人間関係は持たないようにしている
人にプレゼントする時も負担にならないものを差し上げる
結果、無駄な物を買わなくなる、貰わなくなるのでお金が貯まってくるのです。
本当に欲しい物を買うので家の中はお気に入りの物だけになってきましたよ。
貯金も出来て、家の中も思い通りって最高です
物が捨てられないとお悩みの方はごまんといらっしゃいます。
そのまま暮らしていても、つい買ってしまう、貰ってしまう癖はなくならないので物はどんどん家の中に積み上がり、ある一線を越えるともう要・不要の判断が出来ない状態にまでなってしまいます。
そうなると、普段の行動までもが決められなかったり、自分の意見が分からなくて人任せになってしまったり、何をするのもおっくうになり心への影響も大きいと思われます。
たかが物ですが、これだけの影響があるってこと是非知ってもらいたいです。
私は、こんな生活をするようになってお金を何に使うようになったかと言うと
自分の勉強や、会いたい人に会いにいくための費用
食べ物(外食は滅多にしないけど、食べ物は身体の元なので出来るだけ安全で添加物の少ない物を選ぶために食費は高い方だと思います)
子供にさせたい経験
リラックスできる空間を作るためのインテリアだったり家具
夫の趣味(仕事を頑張る糧ですし生きがいは大事)
身体のメンテナンスや癒し
物を持ってるのが豊かであるという時代はとっくに終わっています。
何を持っていたかより、どんな風に生き切る事が出来たかのほうが大切だと思います。
短い人生みなさんはどう生きたいですか。
整理収納を通じて自分と向き合ってみるのは貴重な経験だと思います。

