急に思い立ちこの話を書き留めておこうと思いました。
以前から私はセミナーでも、整理収納が出来るようになると「お金は貯まる」という事をお伝えしています。
その前に、私がお金に対して日頃感じていることを時系列に書いてみます。
私が生まれ育ったのはごく普通のサラリーマン家庭。
母はパートに出ていましたがおこずかい程度の収入であったように思います。
地元では知られてる企業でしたのでお金の不自由というものはあまりなかった記憶があります。
ただ、父と母はあまり仲が良くなくて精神面ではしんどかった子供時代。
父の口癖は「お金の苦労はさせてない」というものでした。
自分が就職してからは、自分の稼ぎは貯金せずに使い切っていました(^_^;)
その後結婚して家計を任されました。
夫は堅実なタイプなので貯金もしていたし親にもお金を渡していましたので私の雑な家計管理が許せなかっわたらしく、何で貯金がこれだけなん!!って怒られた事も(^_^;)
それで目が覚めて貯金しなきゃーーーと思った記憶があります笑
新婚当初は夫の給料も少なく、安い古い隙間だらけの社宅に住んで、家計簿をつけ、食料品は出来るだけ安い物を買って節約料理も勉強してやりくりしていました。
ですが不思議と「お金がない」という感覚は私にはなくて、節約して貯金する事をゲーム感覚で楽しんでいました。
私はコレと思うと頑張るタイプなので、驚くほど貯金が貯まっていきました。
訪ねて来た郵便局の担当の方にも、「何でこんなに貯金が出来るんですか?」と逆質問されるくらいでした。
今建てた家も、夫の稼ぎと私の貯金術のおかげでほぼほぼ借金なしで購入。
驚くでしょう?
それに親からお金の援助を受けるのは絶対嫌だという長女・長男気質の私達ですから自力で頑張ったんですね。
マイホームはお金をかける部分・掛けなくてもいい部分を決めたので、無駄のない小さな家です。欲望のままに建てていたら金額は膨らむばかりですから、ここでも何を大事にするのかというところは夫婦で何度も話し合いました。
昔から、お金がないと言う不安がなく育ったことと、贅沢したいという気持ちがあまりなく、お金はあってもなくてもいいと思っています。
ですがお金に対して感情が揺れ動いた事件もありまして・・・
せっかく貯めたお金で家を建てたのに夫の転勤により、一度も住まずに引っ越したということ。
この経験は結構強烈でした。だってね、古い社宅からようやく綺麗なおうちに入れる手前で更に古い社宅に引っ越したんですよ笑
一時は心が抜け殻のようになっていました。
だけど大きなものを手放した(実際は手放してないけど)経験は、お金に対する考え方をまた崩してくれました。
「お金はなくても何とかなる」という気持ちがふつふつと湧いてきました。
「今、家族が幸せならいいじゃない」ってより身近な事に幸せを感じるようになったんですね。
そしてぽっかりと空いた私の心には、たくさんの幸せが入ってくることに気づきました。
それは転勤先の三重県での充実した時間と人間関係。
もう香川の家もいらんかも・・・お金はまた貯めたらええやん、と思うくらいに楽しくて「このまま三重に永住もいいよね」なんて本気で思っていたんですよね~。
その期間は、貯金はしないでいろんな場所に出向き転勤lifeを楽しんでいました。
今の仕事を始めてから、富裕層の方とお会いする事もあるので自分が軽自動車でうろうろしているのが若干引け目を感じる時があるのですが、見栄のためにいい車に乗ろうとかいう気持ちもありません。
ただし、自分でもっと稼げるようになったら自分に見合った車が欲しいなあという気持ちはあります。
こうやって書きながら、私たちは見栄とか欲望に任せてお金を使うことにはあんまり興味がない。
身の丈にあった暮らしが一番心地いいって心から思ってることを再確認しました。
そしてお金に対しての執着や心配がないですね・・・・ちょっと驚くくらい。
これも、経験と整理を経て無くても何とかなると思えるようになったのが大きいです。
では、後編では整理収納とお金についてのことを次回記事に私なりに書いてみようと思います。
思い浮かんだことを書いたので、読みにくかったかな。

