今晩は。ナース陽子のパワーチャージへようこそ
認定シンボリックトレーナー久保田陽子です。
もうすぐ、父の命日ですので
今日は「命」についてブログ記事にいたします。
父の病気の最後は自宅でした。
助けてあげることができなかった。
とっても悲しすぎました。
母の場合は、持病があり私と4年半一緒に暮らしました。
母は救命救急のテレビをみたり、入退院を繰り返す中
「もしもの時は、何もしないでね」
「母ちゃんは病院で死にたくないけど陽子に迷惑かけちゃうね」
と繰り返し言っていました。
私は一緒に暮らし始めたころは、ICUで勤務していて
母を一人にすることも多く、私自身能力・体力の限界で
いざというとき介護休暇をもらえる病院にと職場をかえました。
職場を変え、一緒にいられる日々が続き感謝していたのに
お別れは、突然やってきました。
朝は一緒に洗濯ものを干して、お昼も食べて
昼から一緒にお風呂に入り「極楽だ」って
笑いあっていたのに。。
トイレで座ったまま息がありませんでした。
一緒に私はいたのに。。
今まで多くの患者様の変化をいち早く発見してこれたのに。。。
なんで、一番大切な母を助けてあげられなかったのだろう。。
助けてあげられなかった悔しさは、ずっと心に秘めていました。
ペースメーカーの手術の際
「できることならうちの子ともう少し一緒にいたいんです」
と言ってくれた母。
それなのに、私は助けてあげることができなかった。
残された家族。。
もっと一緒にいたかったのに。。
もっと〇〇してあげたかったのに。。
助けてあげられなくてごめんなさい。。
シンボリックメソッドを学んでいき
自分で自分の心を少しずつ読むようになって
いつからか?
私自身解りませんが、命そのもの対する考えかた自体が
かわりました。
「命」
いくら科学が発展しようとも
「命」あるからこそ死が訪れます。
「命」そのもの
どんなに医療が進んでも
人間がどうこうできることでは、ないんだと思います。
助けてあげられなかった!と思うこと自体
私は、とっても傲慢だったとも思うのです。
母は今でこそ出できませんが、夢枕に何度も
でてきてくれました。
「視えないだけで、見守っているよ」と教えてくれました。
生きている中で、私は何人の方の死を
看てきたかわかりません。
その看てきた死は、私を決して怖がらせるものではなく。。
今を精いっぱい生きていきなさい!
というメッセージだと思っています。
私はシンボリックメソッドを学びながら、
死というものを恐怖から
誰も手を加えることのできない、清らかな世界と思えるようになりました。
今を精いっぱい生きていこう!
その考えのもと私の個人セッション・講座が存在します。