「木べら」や「フライ返し」って、ほんっっっっっとに左利きが使えるのが少ないんですよ!(かっこいい物ほど右利き用)


もしかしたら右利きの人でも、「疲れたな、反対の手で混ぜたいな」と思ったときに気づいた人もいるかもしれません。

左手で「木べら」が使えないということを…。


 

なぜ左利きが木べらを使えないか

その理由は、
「先端の斜めカット」と「持ち手にむかってカーブしている」こと。

右手で持ったときは、先端の斜めカットがちょうどフライパンの鍋肌にフィットするのですが


↓このように、持ち手に向かってカーブしているのがネックでして


このタイプの木べらを左手で持つとこうなります↓

↑このように、斜めカットの尖ったほうがフライパンの底に当たる。
(もし家に木べらがあったら、左手で持ってみてください。すぐわかります。)



つまり斜めカットでなければ左手でも使えるんです。↓このようにまっすぐならば 

もしくは、柄にむかってカーブがなくフラットであれば、斜めカットでも両方の手で使えます↓


が、このタイプのデザインを実店舗で見かけることは非常に稀です。(私調べ)


キッチンツールはどうしてもネットではなく実店舗で買いたい。

(へらの先が意外と分厚かったり、木が重かったり、表面がざらざらしていたり、大きすぎたり、実物を手で持って色々わかることがある)

でも売り場には右利き用しかない。買えない。

かれこれ3年くらい木べら探し続けています🤣



 

右手で使えばよくない?

いや、そうなんですけどね…


習字も利き手ではない「右手」で書いていたし、

小さい頃からハサミも「右利き用」を使えたし、

ボールはなぜか「右投げ」だし、


ほぼ両利きと言ってもいいくらいです。


でもやっぱり、小回りがきくのは左手。

特に料理は小回りがきかないと、なかなか難しいです。


(あと左利きはみんな両利きになれるというわけでもないです。うちの兄(左利き)は不器用なほうで、ハサミやなんかも右利き用を無理やり左手で使ってます。)



 

実は「左利き用」も存在する

世の中には「左利き用」の木べらやフライ返しも存在しています。

ただ家族は「右利き」なのです…。左利き用買っちゃうと家族が使えないというトラップ。

(実際、左利き用で助かってる人もたくさんいると思います。存在するだけで感謝なのですが)

 

バターナイフ、お玉も「右利き用」が多い

バターナイフも「右利き用」がいまだ主流。
↑左で持つとヘコんだ方がバターに当たって削り取りづらい


スープバーによくある「しずく型」のおたまも、左手で持つと尖ったほうが上に来てしまいます。



(これを右手で持って何度こぼしたことか…というか柄が長すぎて右利きの人もきっとこぼしやすいよね⁉)


 

数年前からバーミヤンでは両利き用のおたまになっていて有難いです。

これを持ったとき、しずかに感動した



 

世の中の10%の左利きを顧客に取り込む!

左利きは10%ほどいます。


左利きも右利きも使えるデザインがあれば、とりこぼしていた10%の顧客を取り込める!


そう思うと、ユニバーサルデザインで両利き用にしてみるっていうのもありだとおもうんですが、どうでしょう??


メーカーさん、どうか両利き用を作ってくださいませんか🙏



特にフライ返し、木べらといったツールは、料理にかかせないアイテムだとおもうので。


どうかお願いします(土下座)





ネットでいいという方向けに、両利き用と思われる木べら探してみました↓