悩む時間を家庭菜園に回す
仕事や育児中であまりにも忙しい方には向かないかもしれませんが、
家庭菜園をやると単純に「体を動かす労働」が増えます。
悩みが絶えない時は「頭」を使いすぎてるんですよね。
体を動かしていると無心になれる。(なにを当たり前なことを思うかもしれませんが)
そしてついつい悩み事を考えがちな家事や通勤の時間も、
「そろそろミニトマトの誘引方法調べないと…」
「防虫スプレーの作り方は…」
と次から次へと考えることが出てきます。
悩む暇がないのです。
自分のためだけでなく、何かのために使う時間をつくる
家庭菜園を始めると朝いちは水やりの時間になります。
この「自分以外のための」時間が大事です。
朝起きて、自分の顔を洗い、髪をセットし、朝ごはんを食べる。
これはすべて自分と向き合う時間です。
そしてその時間が切れ目なく続くことで、
悩みや不安がぐるぐると頭を渦巻いてしまう。
植物のために動く時間ができると、
自分のための時間を一旦区切ることができます。
何かのための時間を増やす。これが大事なようです。
悩む時間も、家庭菜園を楽しむ時間も
自分で選択している
植物を育てていると、毎日数センチも成長する様子や、移り変わる景色にうっとりとする時間が生まれます。
自然の美しさにうっとりする時間を
これまで「自分の悩み」に使っていたかと思うと、なかなか怖いものです。
しかもあんまり意味ないんですよね。悩んだり気分が落ち込んでる時間って。
悩む時間と、自然にうっとりする時間、どちらも自分が選んでいるんですね。
植物は待ってくれないから、自然と続けられる
「体を動かす時間」「何かのための時間」
を作ろうと思ってもなかなか動けなかったりするじゃないですか。
もしくは一旦やめてしまうと、またスタートするきっかけを作るのが難しい。
でも植物はどんどん成長していく。必要な世話もどんどん出てきます。
つまり自分が動くきっかけは植物が作ってくれるんです。
もしかするとペットを飼っている人も同じかもしれません。
飼い猫にご飯をあげなければその猫は生きていけない。そうと思うと毎朝必ず体が動くように、
この朝の時間帯に水やりをしなければこの植物は枯れると思うと、自然と朝も起きてベランダに体が向いてしまうんです。
なにより楽しい



(道を歩いていても「あれは何を育ててるんだろう…」とよそさまの庭を観察するのも楽しい)
虫は苦手ですが、最近は「虫も生きてるんだよな…」というくらいにまでは思うようになってきました。
(あとは工夫次第でどうにかなります)
というわけで、鬱々とした日々を過ごしていた私の教訓としては、
・「悩む時間」を自分で作らない
・植物の成長は自分に良い影響を与えてくれる
(人間の悩みが自然の前にはとてもちっぽけな物に感じる)
この2点に気づけて良かったと思います。
なんとなく憂鬱な毎日を過ごしてる方がいたら、家庭菜園おすすめですよ😽
それではまた!🙋