野外フェスで韓国人女性DJが胸をさわられた事件。
露出の多い服装が悪いのでは?という意見がいまだに出てきていることにびっくりしています。
なら海やプールで水着着た女性の体は触っていいんですか?普通の大人なら触らないですよね。
性被害に関して
深夜だから
服装が悪いから
抵抗できたはず
といって女性を責める風潮は、かえって犯罪者にとって都合のいい暮らしやすい社会ではないかと思うんです。
わたしが中高生の頃、深夜散歩していた女性が沖縄の米兵におそわれた事件がニュースが流れてきて、
父が「そんな遅い時間に一人で出歩くほうもどうかしてる」と言ったんです。
女は被害にあってもこうやって責められる可能性があるんだと知った瞬間でした。
父はなんとなく発した一言だったのかもしれませんが、家族が発したこういう一言って、ずっと記憶に残ります。もしも被害にあったときこの一言を思い出して泣き寝入りしてしまう人もいるかもしれません。
泣き寝入りが増えたらどうなるか?
犯人は野放しです。
女が被害にあわないように気を付けろという気持ちで言った一言でも、
メリットがあるのは性犯罪者だけです。
性犯罪は昼間だろうがどんな服装であろうが起きるときは起きる。
むしろ「被害にあった人は絶対責めない」という風潮になれば、泣き寝入りが減って、犯罪者も逮捕されやすくなって、いいと思うんですけどね?
今回のように女性がNOを突きつけて意思表示したほうが、おなじようなことが起きにくい状況を生みます。
被害にあった人を責める=間接的に性犯罪者に加担することになる、くらいに思っていいのかもしれません。
おわり