とある国会議員やバラエティ番組に出てる学者さんが

『プラごみは焼却時に良い燃料になってむしろ燃料費の削減に役立っている』

『脱プラをすることでかえって焼却にかかる燃料代がかさむ』

という、プラスチックの分別やリサイクルへ慎重な意見を仰っていました。



じゃあやっぱりプラスチック減らなくていいじゃん、ってなる人が増えるのにちょっと待ったをかけたい😂



生ごみを燃やすには大量の燃料がいる


たくさんの燃料を必要とするのは、燃やすごみに『生ごみ』を含んでいるためです。

(日本の家庭ごみでは、生ゴミが30〜40%)



プラごみを燃料にしないと足りないほどの生ゴミを出している。


もし燃料費問題を解決するなら、

①食品ロスを減らす
②生ごみを焼却処理しない(=堆肥にする)

の2つ。



実際にフランスは2024年から生ごみの堆肥化を義務化するそう。各家庭がコンポストを持つか、地域のコンポストに生ごみを捨てることに。



※話がそれますが、パリのマルシェの動画をみたら、屋台の食事をテイクアウトするのに容器を持参されてる方が本当に多くてびっくり。
日本なら屋台こそ使い捨て容器を使いそうだけど。
なんかそうやって普通に生活してる人もいるんだな〜と。



日本でも、堆肥化して生ごみの焼却処理費の削減してる自治体もあります





プラスチック削減は生ごみ問題でもある


生ごみを減らさない限り、プラごみでも他の燃料でも、燃料費の高騰は避けられない。


むしろ生ごみは水分持ってて燃えにくいんだから、最初から燃やすごみから切り離す方が燃料は少なくて済む。


そのうち、日本にも生ごみは別回収の流れが来るのではないかと思ってます。(遅そうだけど)


プラごみが減って燃料費が上がるという切り口でいくなら、生ごみを焼却しない方法も同時並行で考えていかないと持続可能じゃない、

というところまで発信してくれる政治家や学者の方が増えてくれることを願っています。


それでは🙋