術後16日目

本日、術後の病理検査の結果と
これからの治療方針を
聞くための受診日。

予約時間より1時間遅れの
いちばん最後の診察番号。

この待ち時間、
判決をまつ、囚人?のような
なんともおちつかない時間だった。

最後の順番だったのは
結果の説明や治療方針など
診察時間が長くなるためだったよう。


術前の針生検(組織診)は
いま通院中とは別の
乳腺専門クリニックで行っており。
そこでは、浸潤性乳菅がん
ということまでしかわかっておらず。

術前の針生検でサブタイプを
知らされている方が多数のようだが
わたしは、きょう初めて
自分のサブタイプを知ることとなる。



⬛術後病理検査の結果⬛

乳房温存だったが
切除した組織の断端はガン細胞陰性。
追加切除なし。

術中センチネルリンパ生検で陽性…
リンパ節転移が確定し
レベル1~2のリンパ郭清。
郭清した中にリンパ節14個、
そのうち1個にリンパ節転移あり。

しこり14㎜、リンパ節転移1個
ステージ2A
サブタイプはルミナルA
グレード1
ki-67値10%
おとなしいタイプのがんとのこと

今後の治療は
抗がん剤不要
(リンパ節転移4個以上なら
ルミナルAでも
抗がん剤適応になるとか)

ホルモン受容体陽性にて
明日からノルバデックス20㎎の
ホルモン薬を5年間内服。

温存術後の創部の状態が
落ち着いたら
放射線治療(計25回)

切除した創部周辺に
血腫があり、注射器で吸引をするも
古い血が固まっていて吸えないと。
この血腫が吸収?されて
傷が落ち着いたら
放射線治療を開始するとのこと。

とりあえず、、
術前の画像上では大丈夫だろうと
言われていたリンパ節転移が
1個あったので
術前の想定よりステージは
ひとつ上がってしまったが・・
ルミナルAで
おとなしいタイプのがんとの説明。


まずは一番不安だった
「断端陽性で再切除」
となることが避けられた。
抗がん剤も不要とのこと。


5年間にもおよぶホルモン薬内服で
どんな副作用がでるかは未知。
経過観察中の婦人科疾患にも
どう影響するのかもわからない。
放射線治療も5週間、平日毎日通院。
副作用がどうでるのかも未知。
乳がん再発リスクもゼロじゃない。

おとなしいタイプのガンゆえ
5年、10年たっての再発リスクが
ありうるタイプとの文献も目にする。


不安要素はたくさんあるが
とりあえず
自分の病理結果を知ることができ
治療方針が決まった。

しこりを見つけ乳がん告知
手術を経て術後の治療。
ここに至るまで常に心が不安定・・
がんとゆう病気の告知は
本当に相当なダメージくらうことを痛感。

実際に自分や家族がガンに無縁なら
ほんと他人事としか捉えてないもんね。

次の診察は1か月後。
まだ、
つっぱって挙げずらい左腕。
二の腕のピリピリする知覚は
相変わらず続いている。

リンパ浮腫予防のリハビリの継続
5年間のホルモン剤の内服治療
温存した乳房の放射線治療(計25回)

今回の乳がんに対して
このような治療方針となりました。


それと、
名古屋、大阪をメインに
活動している乳がん患者会があり
その支部のような患者会が
私の住んでる地元にあることを知り
きょうの夜に行ってみました。

術後2週間での参加に
えー、体調大丈夫?と
心配していただき、、
年代も同じくらいの
乳がん歴数年の方々から
いろんな体験談や気持ちを聞くことが
でき、参加してよかった~。