お母さん。
家族の真ん中にいた、お母さん。
亡くなったのは こどもの日で、丸2年が経った。後にも先にも、あんな慌ただしいゴールデンウィークはないだろうと思う。
こどもの日なんて。あたし達が命日を忘れないようにだろうか。
忘れるわけないだろーと思いながら。
あれから、いろんなことがあった。
おばあちゃんが亡くなったり、
弟が入院したり、
妹に子供が産まれたり
感覚的には、もっと何年も経っている感じがする。
三回忌を終えてひと区切りになるのかな。
形式的にはだけど。
まぁ、区切ることなんてできない気もする。
お葬式の日、
実家の庭に咲いていた立派なシャクナゲの花たちを、棺のなかに敷き詰めた。
入れることが決まっていたかのように、たくさん華やかに咲いてくれていた。
この時期に決まって咲く、庭のシャクナゲ。今年も綺麗に咲いた
来年もまた、このシャクナゲを見て、また1年経ったんだと思いを巡らすんだろう。
実家を出て離れて暮らしていた時よりも、
今の方がお母さんを近くに感じる。
思い出すたびに、近くに来てくれている。
家族のあいだを行ったり来たりで、忙しいだろうなぁ~
家族で話すと分かる。
やっぱり今でも、お母さんはあたし達家族の真ん中にいる。
母親は偉大だー。
みんな、いろいろあるけど、
それぞれ楽しく暮らしてるよ~
知ってるだろうけど笑