先日、映画「人生フルーツ」を観てきました。
今のあいだに、言葉に残しておきたいと思います。
映画の題名と、木々の前に座る優しい雰囲気のご夫婦のポスターが、すでに素敵な印象です。
映画を観るまで、
じぶんが、どんな場所に住むか決める時、元々の環境がとても重要だと思っていたけれど、
どんな場所からでも、
ゼロからでも、
森のなかにいるような暮らしの家は作っていけるんだということを知りました。
おふたりのお家、季節も風も感じられる雑木林からは、
なにもない土地だったことが想像できなかったから。
土が だいじ と英子さん。
こつこつと土を耕して、
楽しみながら、
木々を植えて、
果物を植えて、
野菜を育てる。
その庭を観ながら、食卓を囲む。
庭の観え方のために、食卓テーブルの位置を調整されていました。
食事中、修一さんから英子さんに、
「おいしいよ」
「ありがとう」
と自然に伝えられていて。
長年一緒にいても、当たり前に伝え合っていて、素敵だなぁと思いました。
映像のなかで、
丁寧な暮らしが終始伝わってきます。
暮らしのなかで、
なにを食べるか、
なにを使うか、
どう暮らすか、
すべてに筋が通っているおふたり。
仕事をしていると、
日々の暮らしのことって、おろそかになりがちです。
でも、丁寧な暮らしをすることで内面も整っていき、ゆとりが生まれるんだろうなぁ~
なにを大切にして生きていくのか、
迷う時もあるけれど、
ひとつひとつ丁寧に
食事を作って、
食事をして、
旦那さんと話し合って、
自然に触れて、
暮らしていけたらいいなぁ。
このおふたりのように。
もうすでに、もう一度観たい映画です。
◇
追記 2018.3.18
近くで上映会があったので、再び観てきました。
2度目ということで、ゆったりと観れました。
樹木希林さんのナレーションは、雰囲気があって、なんとも素敵です。
やっぱり、
風を感じたり、
土を感じたり、
季節を感じたり、
自然を身近に感じて生きていきたいなぁと再認識。
この映画で感じたことを、人生の指針にさせてもらおうと思います。