余命3ヶ月・・・そう告げられた家族の苦悩 -2ページ目

余命3ヶ月・・・そう告げられた家族の苦悩

娘でいられる時間が残り僅か・・・

親不孝ばかりしてた私が最後に母にしてあげられる事は・・・?

今日は父が久しぶりにお給料を手にし帰ってきた。


利き手親指切断をし

仕事もどうなるかと思っていたけど

解雇にならずに雇ってもらえるコトだけで有り難い


もちろんお給料も下がる覚悟で働かせてもらっていた。


『前と変わらず同じ内容の仕事やってるよ。』


けど 同じ内容でもペースは遅い

それを社長が見てどう判断するのかは・・・


今まで貰っていたお給料の半分になったとしても

贅沢は出来ないけど父一人 生活に不自由はしない。


無収入より はるかにいいからね。


今日父が手にしてきた給料袋

・・・今時 現金手払いなんだけどねw


厚みはそこそこあるwww


ドキドキしながらも父が久しぶりの給料明細を見る・・・


殆んど変わっていない現金が入っていた♪

月初めの一週間は働いていないからその分は引いてあるけど

有り難いコトに以前と変わらないお給料でした。


これで 本当に一安心


父も不自由な手でよくがんばったと思う。

この驚異的な暑さの中 エアコンなしの扇風機のみの工場


老人wには辛い暑さだろうに・・・。

自分の生活のため 私をこれ以上心配・不安にさせないために

愚痴も言わずに一ヶ月がんばった父


本当に 本当にお疲れ様でした。


来週は母の初盆もあり

弟も帰省する。


初盆が終れば 一周忌・・・

今年はあっという間に終りそうだ・・・。


━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─


姉はまだ一緒には住んでいない。

子供の夏休みまでは 住まわせてもらえるらしいけど・・・


どうなるコトやら・・・


丸く治まるならいいのだが・・・

無理なようだ。


一難さってまた一難ってこのコトなのかもね。

暑さのせいもあり 夏バテ気味


やらなきゃいけないコトは多々あるんだけど・・・

カラダが動きません


父のケガも回復し 仕事も始まったから

一安心して気が緩んでるのかもしれないな


明日から八月かぁ・・・


一ヶ月があっという間に過ぎていく・・・

が・・・給料日まで長く感じるのは 何故 ヾ(°∇°*) オイオイ


なにもしたくない・・・

面倒臭い・・・


そんな風に想うけど


母を想うとそうも言ってられない


きっと母はもっともっと長生きしたかったに違いないから・・・。

母の分も生きなきゃ・・・


ゆる~く がんばって行こう♪



母は病名を聞きどう想ったんだろう・・・


告知をし 一週間後に重篤になってしまって

一週間後に他界した。


告知をしてから二週間・・・

母の口から弱音を吐いた言葉は聞いていない。


伝えたいコト 話したいコトがあったに違いないのに・・・


・・・大切な人を残して旅立つ時

あなたは、最後にどんな言葉を贈りますか・・・


象の背中の冒頭の言葉に

母が残した最後の言葉を思い出した。


『・・・ありがとう』


血痰は吐きながら 私がティッシュでぬぐっている時だったけど

姉と弟にではなく 私に発した言葉だと思っている。


今日で母が亡くなって五ヶ月になる。


色んなコトがあり過ぎてあっという間の五ヶ月だった。

昨年から苦悩の日々だったけど がんばってこれたのは

辛い思いをしているのは私だけじゃないって気持ちがあったから・・・。


私だけじゃない・・・

そう 思ってこれからもがんばっていける気がする。