5月の雨の日。
久しぶりに行った三鷹在住の親曰く、三鷹駅南口はパン屋がどんどん増えてるらしい。
そう言いつつ、買ってきてあったパンは、「siro」のパン。
昨年末に閉店した下連雀にあった菓子厨房レヴェの跡に、この4月に開店したそうです。
なんでも、南青山のベーカリー「dunerarete(デュヌラルテ)」の元シェフがオーナーを務めているそうで、と書いててそのお店を知らないんですけど、とにかく人気で、結構早い時間に売り切れるらしい。
5種類を少しづついただきました。
写真上部の細長いのが「カレンツの棒」、左から「ノワレ」「レーズンロール」「ナッツ」「siro 麹」
ノワレ
くるみとレーズン、特にレーズンはレーズンパン並みにたくさん入ったパン。レーズンパンよりみっちりもっちり度が高く、パンにレーズンの旨味が染み込むというより、それぞれの味がしっかり立ってる感じ。
しっかりした程よい固さで水分はしっかり含んだパンにクルミの食感と風味が豊かに合わさって、そこにレーズンがジュワッときます。そこまで考えて食べなかったけど、もしかしてレーズンも違う種類なのかな。
レーズンロール
5つの中で1番柔らかくて、と言ってもふわふわではなくて、もっちり系だけど、少し密度を落として柔らかさを出した感じ。
そして、風味豊かなレーズンがたっぷり入っていて、パンにレーズンの旨みがたっぷり染み込んでいます。パンのおかげでレーズンをより美味しくいただけるって感じでいただきました。レーズン好きなら間違いなく美味しい。
カレンツの棒
これだけ例外的に固くてしっとり系じゃなくて、噛む力が要求されるパンです。ザクっとしているので、小麦の風味はよく広がります。
ただし、このパンだけは自分の好みではなかったです。細かくなったレーズンが、多分他より高音で焼かれて乾燥してるんですけど、この状態のレーズンは
好きではないんですよね。
完全に好みの問題ですけど。
ナッツ
こちらも、密度が高いパンにナッツがたっぷり入っていて、小麦とナッツの風味を満喫できます。
siro 麹
シンプルな食事パン。塩麹が入っているらしく、軽く塩味の効いた味わいです。siroのパン全体にある程度共通してますが、みっちり詰まって、もちっとしてます。
高加水だったり、低音長時間発酵だったりの効果なのでしょう。シンプルだけど旨味をゆっくり味わうのにいい感じです。
ノワレとナッツは薄めにスライスしてクリームチーズをつけるのがおすすめかな。
レーズンロールは、かじってもスライスしてもいいですね。
その後、お店によってみたら、平日でしたがお客さんは結構いました。
美味しいですが、なかなかいいお値段なので、私だと休日のプチ贅沢用ですね。
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三鷹の新しめパン屋第二弾、「Bakery MIDMOST」は、三鷹駅南口から徒歩7分で、餃子のハルビンの近くですね。昨年6月にオープンしてます。
今回食べたのはクロワッサンとブリオッシュ。
クロワッサンは、外はパリッと中は柔らかく、小麦とバターの香りが。
しっかり作られたクロワッサンって、表現がみんな同じになっちゃうけど、美味しいですよ。見た目が同じなのでどれがどうだか覚えてられなくなっちゃうから、そのうち同時に食べ較べをしようかな。
ブリオッシュは、ミニ食パンの形で売っていて、好きな厚さにスライスして食べるのですが、丁寧に切らないとパンが潰れちゃう位の柔らかさが印象的。柔らかでほんのり素材の甘さを感じる、そんなパンを食べたいときにはうってつけです。
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