海外の記事（BIKEPACKING.COM）でBOMTRACKの新製品の記事が出ていました。「FOUR FRESH RELEASES FROM BOMBTRACK BIKES」という記事で、全くの新モデルではなく、モデルチェンジや派生モデルとなる車種が４台紹介されています。
ただし、BOMTRACK ARISE SG APEXに関しては、仕様を見る限り、現在発売されている日本モデルに本国モデルを揃えてきたモデルチェンジのようです。
昨年5月にブログに書きましたが、本国では（記事では海外と書いてあります）MICROSHIFT ADVENT Xの10速、日本ではSRAM Apexの11速で売っていたのを日本に揃えたってことですね。こういうこともあるんだなあ。
ARISE SG APEXの価格は $2,299 (1,9999€) 。日本版は税抜25万円だから、今の円相場を考えたら、日本価格はとっても良心的だと思います。クロモリに興味がある人には、BOMTRACK ARISEはかなりオススメできますよ。
ARISE以外は、日本モデルから見てもモデルチェンジやバリエーションの追加になるので、少し紹介しておきます。
「BEYOND SUS」は、なんといってもサスペンションフォークが装着されているのが特徴です。47Cとか50Cの太めのタイヤが装着されて、悪路でも快適に走れるのが売りのモデルですね。自分はほぼオンロードなのですが、MARINのハードテイルMTBを乗っていると感じますが、街中でもサスペンションがあると段差や荒れた路面の乗り心地は快適ですよね。
サスペンションが入っている関係か、日本で発売されているBEYOND1と2のステム角が+17度とかなり立ち気味なのに対し、SUSは3度と寝ています。
他のスペックはBEYOND2と共通する部分が多いですが、ハンドルのフレア角が少し控えめだったり、タイヤのメーカーが違ったりといろいろ違いがありますね。
価格は $2,789 (2,699€)。
「BEYOND AL」は、名前のとおりアルミフレームなので、フレームのルックスが大きく違います。コンポーネント等は結構共通してますね。価格は$2,289 (1,979€)とスチールと比べると廉価になってます。
「HOOK EXT RIVAL AXS」は、日本で販売されているHOOK EXTがSRAM RIVAL 1の11速なのに対し、12速のeTap AXSを採用しています。自分がなんせギブネールを使っているので、どちらも高性能でしょうが、eTapなのでかなり変速性能は良いのではないでしょうか。
ギア比もフロント38Tにリアが10-44Tと、よりワイドになっているので、フロントシングルでもより広い状況をカバーできます。自分だったら、リア10Tがあれば、フロントは34Tとかで十分ですけどね。
価格は さすがに$3,699 (3,599€)です。
それにしても、本国のページを見ると日本の３倍位は豊富なラインナップでいいですね。もっと日本で人気が出たら増えるかな。
