土曜日の昼下がり、吉祥寺のアートギャラリー絵の具箱を2週続けて訪問。
吉祥寺にはよく行くので、その時々で少しずつ経路を変えて楽しむように心掛けてる。今日はのんびりと行こう。
多摩墓地を抜けるルートは、最近気に入っている。車通りも少なく、静かで緑が多い。下の写真の大きな通りは、基本的に車が入らない道で、石畳風の舗装もよい雰囲気。時々枝の下を潜るように通るのも楽しい。
春は桜のトンネルになる桜並木も複数ある。
街中なら、人が多くなるだろうが静かに花を楽しめる。今日は新緑を。
土曜日の吉祥寺中町通りは、人通りが大変多い。
アートギャラリー絵の具箱は、通り沿いに小階段が面した洒落たデザインのアパートにある。
西山洋亮さんは、若くして亡くなられており、お母様とお兄さんが在廊されていた。
ゆっくり鑑賞したあと、お母様と話をした。アートはわからないから、先生に見せて、額装しましょうと言われて、そうなのかって感じですという話とか、いろいろ楽しく聞かせていただいた。
私もアートは全くの素人なので、アートとしての評価は専門の方にお任せするとして、個人的な感想を少し。
洋亮さんの絵は、ものすごく細かいわけでもないし、ペン画なので色遣いが繊細というわけでもない。95パーセントは何を描いてあるかはわからないのだけど、抽象画というには、何かを描いているようにも見える。
考えずに感じるのが苦手な自分にとって、考えるのと感じるの間をフラフラ行き来するような感覚になる。彼がただ描きたくて描いていたものが、なんだかほとんどわからないけど、揺らぎながら伝わってくる。何かがわかったような、やっぱりわからないような。
そんな時間を過ごす楽しませてもらい、新しい画集を買ってギャラリーを出た。
後はアトレで夕飯の食材を買って帰宅。
https://enogubako.in/yousukenisiyama22ex-01/







