日本血液透析濾過医学会のミニレクチャー | 石原知明〜四日市消化器病センター肝臓内科医〜

石原知明〜四日市消化器病センター肝臓内科医〜

たま〜にTGRラリーチャレンジにエントリーするショボいラリーチーム監督のブログ

昨年11月25/26日に開催された

血液透析濾過医学会に参加してくれた

透析病棟、透析センター所属の看護師さんが

頑張って勉強してきてくれた内容を

ミニレクチャーでスタッフに伝達してくれました。

 

内容は、

海外と日本の透析比較として

実は、維持透析患者さんは

日本が世界で一番多く、

透析分野の診療レベルも

世界の先端を進んでいる。

また、にわかに信じがたいのですが

発展途上国ではダイアライザーが

再利用されていることなど

 

血液浄化療法といっても

たくさんの種類があり

それぞれのメリット、デメリット

 

四日市消化器病センターでは

個別で透析システムを動かすことができ

臨時(緊急)透析に対応しやすくなっていること

 

スタッフさんの中でも

おそらく知らなかったことも

あったのではないでしょうか?

四日市消化器病センターの前身ですが、

移転前は菰野町の『三愛病院』という名称で

診療内容は透析専門といってもいいぐらいでした。

 

昭和62年開院と同時に透析センター

(当時は透析室、さらに血液浄化センター)があり

その時から休むことができない透析診療を

続けてきたわけですが、

当時から比べると透析患者さんの寿命もQOLも

よくなっており、その変遷を感じることができました。

最近はフットケアに力をいれてますが、

さらに質の高い透析にこだわって

これからも地域に貢献したいと思いました。