透析病棟の新人看護師さんに密着〜透析患者さんのシャント観察〜 | 石原知明〜四日市消化器病センター肝臓内科医〜

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だいぶ病棟のお仕事に慣れてきた

新人看護師さんの回診です。

今日は、リアルな透析病棟での

お仕事ぶりを拝見しました。

 




検温につづき

『腕の音聞きますね』と

患者さんの腕に聴診器を当てていますが

これは、透析患者さんの

シャントの音を聴いているんです。

 

シャントが閉塞すれば

そこから透析ができなくなり

患者さんは

『命の次にシャントを大事なものと思っている』

とまで言われます。

 

回診では、体調の把握

体温、血圧、酸素濃度などとともに

シャント音を

必ず確認することになっているんですよ。

 

彼女は、すでにシャントのオペにも入り

執刀医の介助者として大活躍しています。

 

なお、

四日市消化器病センターの透析病棟は

病室のベットサイドでいつでも

透析ができるように設計されている

日本でも珍しい作りになっています。

 

実はメリットが大きいのですが、

なぜかわかりますか?