はじめまして~
クローン病と診断され、はやくも10年が経ちました。
18歳の当時は腹痛・下痢に悩まされ、近所の開業内科に通ってましたが
胃潰瘍ですと診断され、胃潰瘍の薬を飲み続けてたものの体調は一向に良くならず
食欲も湧かなくなり、でも食べなきゃまずいよな?とムリムリ食べては戻し
75kgあった体重が3ヶ月で50kgに・・・
「先生これ本当に胃潰瘍ですか?」と
言ったところ、精密検査しましょうと市民病院を紹介してくれました。
そして「胃カメラしたところ問題ないですねぇ大腸検査してみましょうか?」
大腸検査??当時の僕はそんな検査聞いたことも無かったし全く知識がありませんでした
まあお尻からカメラ(内視鏡)を入れていく検査なんですよ
18の私には衝撃的な検査でしたね・・・
検査終了後「家族を呼んでください」といわれ
検査のために下剤を4ℓ飲みグッタリしながら検査をし、朦朧としながら
「これは俺死ぬのかな・・・家族呼ぶって癌宣告とかの時でしょ」などと思いながら
駆けつけた母親とともに、医者から「あなたはクローン病です」と
「は?なんですかそれ 死にますか私?」
「いいえ死にませんでも今日から入院してください」
といきなり入院生活、しかも絶食で点滴のみ
この病気は食事をすると消化器官が炎症起こすので、食べないのが無難
食べないことで炎症の進行を遅らせるかもしれないが治すことはできない
なので食べちゃいけません
こう言われても、意味はわかるんですが実際にその通りに生活するのはムリでは?
などと思っても看護婦の監視の下、三ヶ月間絶食状態で入院しましたね
病室でせんべえ食って同室のおっさんにチクられたり
血液検査でわかる、体の炎症値が下がってきて下痢とか止まると退院
さて退院したからといって食事だぁという訳にはいかず、「できれば一生絶食が望ましいです」
それはギブです!と食事をとっては体調を崩し、また入院とを繰り返す
難儀な病ですねぇ
それから10年 あいも変わらず、この病気に苦しめられてるわけなのです