いや、ヨーロッパついでといっちゃなんだが、
ヨーロッパはさ、暗いのよ。
電気がさ…
店もホテルもそこかしこ。
いわゆるヨーロッパってとこのお初はさ、バルト三国のツアーだったんだけど、
思わず、「旧ソ連だったトコだから遅れてるんだべか?」なんてバカなことを考えちまうくらい暗かったわけでさ…
節電とか、間接照明だから暗いってわけじゃなくてね、
照明自体が少ないってことなのさ。
それまでアジアや中東しか行ったことなかったけど、
夜にホテルがいきなり停電なんてことはあっても、
電気が暗っ!なんて感じたこたなかったからさ、
なんでか疑問だったわけ。
で、しばらく後に気づいたのが
ウゴの目は黒いってことだったわけ。
黒ったって、真っ黒の黒ってことじゃないけど、便宜上の黒って表現。
つまり、青い目と黒い目とは光に対する敏感さが違うってことなんだぬ。
よく洋画を観て、パツキンはやたらサングラスかけてカッコつけやがって。と思っていたが、
虹彩の色が薄い人間にとっては
昼間の日射しではサングラスが無きゃ眩しくて仕方がないってことだったんだな、ウンウン。
つまり、彼らにとっては日本で暮らしたとしたら、夜でも明るすぎてしかたないってこともあるんだろうなぁ。
しかしだよ、眩しすぎるのも困るが
ホテルの部屋が暗すぎて、スーツケースの中身の整理もままならぬ、ってのも困るわけよ。
いや、ぜんぜん誇張じゃなくてさ、
視力は悪いけどメガネかけてるし、老眼でも白内障でもないからさ。
せめてスイッチを回せば明るさを調整できる照明ならいいんだけどさ…
しかし、ホテルの部屋のエアコンは大抵LGだけど、温度調節ボタンはぶっこわれてるしさ、
てか、メンテナンスしろよ。
てかてか、よく動かすボタンくらい頑丈につくれよ、韓国メーカー!
で、設備に期待するのはとっととあきらめて、
夜釣りで使う、バンドで頭に被るタイプの懐中電灯を持参することにしたわけさ。
オレンジ色の電球じゃなくてさ、クリプトン球とかっての?あの明るいやつ。
これなら、昼間に持ち歩いても
遺跡の中が暗すぎて歩けねぇっ!ってときも便利だし、
砂漠でテント泊なんてときも、夜トイレから戻れなくて迷子になってライオンに喰われることもないってわけよ。どうだ、まいったか!
そういえば、リトアニアでもラトビアでも、ほかのアジア人観光客の団体と遭遇する事はなかったし、黒人はただの一人も見かけなかった。
圧倒的に白人の居住者が多い国なのかね、
チビで根暗な日本人女が、ホテルの部屋で「暗すぎて本も読めねぇ。」なんてブツブツ言ってるとは想像もできんのだろ。
ハイよ、根暗で悪かったね。
そんなようなことが、震災後の日本でもあったわけよ。以前にも書いたが。
スーパーのレジでさ、
ウゴの小銭入れは内側が茶色なんだけど、
節電のせいで、10円玉と5円玉がよく見えないわけ。
老婆になった気分だったわよッ。
天井に並んでる電球の一部を消して節電するのは結構だけどさ、
レジの真上を消すな!てやんでえ、バカヤロー!
ヨーロッパに行ったときに、同じようなことを思ってる人もいるのかもしらんけど、
じゃぁ、目が青くなりゃいいってんで、
青いカラコン入れようとか、おバカの思考回路だったらありうるからなぁ。
反対に青い目の奴が、黒いカラコン入れたらグラサン代わりになるかねぇ。
なるかもねぇ…
やっぱりウゴはさ、照明は昼光色でピカピカピカチュウ!ってのが性に合ってるわ。
人生、明るく!夜も明るく!
そこんとこ、ヨロシク( ̄∀ ̄)
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