Compás 「コンパス」とはフラメンコにおけるリズムの単位。小節の様なものです。
曲によって4拍子だったり2拍子だったり12拍子だったり…
その中でも曲種によってアクセントの位置が変わったりします。
このコンパスをしっかり身体の中に入れて踊ると「オレー」となります。いわゆる
『Compás 感』
てやつですね。
練習生の皆さんを見ているとどうやら一番これが難しいみたいです。
コンパスには1〜12までの数がありますが、数ではなくリズムとかメロディで感じると良いのではないかなと思います。
数を数えている人はすぐに分かります☝️
私が最初に習った先生とその旦那さんであるギタリストには
「絶対に数えるな!」
と教わりました。
最初は何こっチャー😵
という難解なものでしたが、数えずにリズムやメロディで感じる様にすると外す事はグッと少なくなりました。私はギターの基本的なメロディラインで体に染み込ませました。
個人的にお願いして生ギターで練習したというのも大きかったかもしれません。
今では数の方が難解😝
スペインの先生でも比較的若い人は複雑なパソをたくさんやるし、数で教える人が多いのですがそういう時は全くパソが入って来ない🤭
自分の中でコンパスに当てはめ、歌にして体に入れるようにしています。
数だとアクセントの位置が分かりにくいし、一度数で覚えると数えないと踊れなくなっちゃう。
ずっと数を数え続けるのって大変ですよ〜。そっちに集中してしまうから唄やギターを良く聞く余裕がなくなってしまいます。
むしろ、唄やギターを良く聞けば必ずコンパスに則ったアクセントがありますから助けになります。
「パソを歌えなければ踊れない」
そう思っています。
レッスンで「声に出して歌ってごらん」という時もあります。
歌えればきちんと、理解しているという事であり、それが足まで伝わらなくてもいずれは必ず出来る様になります。
ですが歌えなければきちんと分かっていないという事で、いくら練習しても的はずれになってしまいます。
数ではなくメロディで。
お試しあれ。
コンパス感を掴む為にシリーズでまた色々お伝えしていこうかと思います。
その2をお楽しみに👋
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