昨日は人生初の能鑑賞でした。
能は前から興味があって、一度は見てみたいと思っていました。
いつもお世話になっているT氏にご招待いただきました。
ありがとうございます(*^-^*)
【第二十六回金春流 櫻詠会】
場所は矢来能楽堂
会場に足を踏み入れた瞬間神聖な空気に包まれました。
席は何と!一番前。
全席自由だったのでT氏が早くいって席を確保してくださったのです。
感謝感激!!!!!!
そして前ベルも本ベルもなく、すっと突然始まるのですね。
狂言はあの有名な野村萬斎さん
狂言って面白いんですね!あんなにゲラゲラ笑えるものだとは知りませんでした。
演目は「成り上がり」
ふんふんなるほど。
狂言ははっきりとセリフを喋るのでとっても分かり易かったです。
そして面白い。
指先がとても美しく動いていました。
15分ほどと短かった。笑わせていただきました。
続いて仕舞。
地謡の方が4人に舞い方が2人。
舞台に出てきた瞬間1人の方に目が釘付けに。
櫻間金記さん
登場の仕方がに一切の隙がありません。
お年を召されてると思うのですが、貫禄があるとというよりは孤高の侍といった雰囲気。
一番目の方が舞っている間も微動だにしません。
そして。
いよいよ彼が舞いだしました。
ほとんど激しく動くこともないんだけど、聖なる迫力とでもいうような空気を纏い、終始緊張感がありました。
うーんと唸る魅力。
ここまでで約30分。
15分の休憩をはさみメインの能です。
演目は「山姥」
能は舞台に上がる人数がぐっと増えます。
え!?先ほど待っていた櫻間氏が後見??
へえー。
地謡が8人。
囃子方が4人。(←この方たちが貫禄あって素敵でした~)
チラシの裏にストーリーが書いてありましたので事前に読んで分かっているつもりでした。
でも狂言と違ってはっきり喋るわけでもないので・・・
今演じられてるのがどこの場面なのかが良くわからなくて。
それでもシテ(主役)の山中一馬さん(重要無形文化財総合指定保持者)のお声と所作、舞いには感動しました。
まるで無重力の中で動いているかのような軽やかさ。
お声は心に響きます。
山姥の装いは夢に出て来そうな程怖かったけど、不思議と表情があるように見えました。凄い。
フラメンコのサパテアドの様に「ドンッ」と床を踏みしめる場面が何度もありました。
回転も能面を装着してるのに凄い!!
最後はスビーダかと思うほどのスピード感と盛り上がり。
拍手がわきましたが、どうやら能ではそんなに拍手をするものではないそうですね。
スーッといつの間には誰の姿も見えなくなっている。夢か現か・・・・という余韻が良いのだそうで。
なるほど。
いかにも和らしい習慣ですね。
気なることが・・・・
地謡の人たち扇子を膝の前に置いているのですが、謡う前に必ず扇子を立てます。
そして終わるとまた膝の前に揃える。。。。
調べてみたら扇子は境界線を表しているそうで、膝の前に置くことによって一歩引き自分たちはあたかも存在しないかのようにしている。
そして謡う時にその境界線を取り払うために立てるのだとか。。
舞台の床からエネルギーを吸い上げるためと書いてあるものもありました。
他にも「これは何を意味しているのだろう??」と思うことがたくさんあったので、これから勉強したいと思います。
そして次に鑑賞する際の参考できれば良いな。
また絶対に見に行きたいです。
帰りはT氏とワインデート。
たくさんのお話ができて楽しすぎ。
レッスン~能鑑賞~ワインデート
素敵な一日となり今日は何と11時間も寝てしまいました。
あははははは。
爽やか天気だし、散歩でも行きます。
夜はガルロチへ出没します。
フェルナンド・ヒメネスグループ最終日。観てきまーす。
能は前から興味があって、一度は見てみたいと思っていました。
いつもお世話になっているT氏にご招待いただきました。
ありがとうございます(*^-^*)
【第二十六回金春流 櫻詠会】
場所は矢来能楽堂
会場に足を踏み入れた瞬間神聖な空気に包まれました。
席は何と!一番前。
全席自由だったのでT氏が早くいって席を確保してくださったのです。
感謝感激!!!!!!
そして前ベルも本ベルもなく、すっと突然始まるのですね。
狂言はあの有名な野村萬斎さん
狂言って面白いんですね!あんなにゲラゲラ笑えるものだとは知りませんでした。
演目は「成り上がり」
ふんふんなるほど。
狂言ははっきりとセリフを喋るのでとっても分かり易かったです。
そして面白い。
指先がとても美しく動いていました。
15分ほどと短かった。笑わせていただきました。
続いて仕舞。
地謡の方が4人に舞い方が2人。
舞台に出てきた瞬間1人の方に目が釘付けに。
櫻間金記さん
登場の仕方がに一切の隙がありません。
お年を召されてると思うのですが、貫禄があるとというよりは孤高の侍といった雰囲気。
一番目の方が舞っている間も微動だにしません。
そして。
いよいよ彼が舞いだしました。
ほとんど激しく動くこともないんだけど、聖なる迫力とでもいうような空気を纏い、終始緊張感がありました。
うーんと唸る魅力。
ここまでで約30分。
15分の休憩をはさみメインの能です。
演目は「山姥」
能は舞台に上がる人数がぐっと増えます。
え!?先ほど待っていた櫻間氏が後見??
へえー。
地謡が8人。
囃子方が4人。(←この方たちが貫禄あって素敵でした~)
チラシの裏にストーリーが書いてありましたので事前に読んで分かっているつもりでした。
でも狂言と違ってはっきり喋るわけでもないので・・・
今演じられてるのがどこの場面なのかが良くわからなくて。
それでもシテ(主役)の山中一馬さん(重要無形文化財総合指定保持者)のお声と所作、舞いには感動しました。
まるで無重力の中で動いているかのような軽やかさ。
お声は心に響きます。
山姥の装いは夢に出て来そうな程怖かったけど、不思議と表情があるように見えました。凄い。
フラメンコのサパテアドの様に「ドンッ」と床を踏みしめる場面が何度もありました。
回転も能面を装着してるのに凄い!!
最後はスビーダかと思うほどのスピード感と盛り上がり。
拍手がわきましたが、どうやら能ではそんなに拍手をするものではないそうですね。
スーッといつの間には誰の姿も見えなくなっている。夢か現か・・・・という余韻が良いのだそうで。
なるほど。
いかにも和らしい習慣ですね。
気なることが・・・・
地謡の人たち扇子を膝の前に置いているのですが、謡う前に必ず扇子を立てます。
そして終わるとまた膝の前に揃える。。。。
調べてみたら扇子は境界線を表しているそうで、膝の前に置くことによって一歩引き自分たちはあたかも存在しないかのようにしている。
そして謡う時にその境界線を取り払うために立てるのだとか。。
舞台の床からエネルギーを吸い上げるためと書いてあるものもありました。
他にも「これは何を意味しているのだろう??」と思うことがたくさんあったので、これから勉強したいと思います。
そして次に鑑賞する際の参考できれば良いな。
また絶対に見に行きたいです。
帰りはT氏とワインデート。
たくさんのお話ができて楽しすぎ。
レッスン~能鑑賞~ワインデート
素敵な一日となり今日は何と11時間も寝てしまいました。
あははははは。
爽やか天気だし、散歩でも行きます。
夜はガルロチへ出没します。
フェルナンド・ヒメネスグループ最終日。観てきまーす。