こんばんは。プリンスママです。
台湾旅行記の2日目後編がまとまりました~
良かったらお付き合い下さいね
ここからは午後の観光となります
午後一で向かったのは 忠烈祠(ちゅうれつし)
台湾ツアーでは必ず訪れる観光地と言っても過言ではありませんね
1911年に 打倒清朝、回復中華、樹立民国、地権平等 をスローガンとして
辛亥革命が勃発し
翌年この革命が成功を収めるまでの間に犠牲となった
志士、軍人、約33万人の英霊が
忠烈祠に祀られています
日本の靖国神社みたいな感じ
雨が降らなかったので、どうやら衛兵の交代式が行われる模様
任務中の衛兵さんの前に置いてあるガードが撤去されましたよ
大門から大殿に繋がる5本の筋
目安として引いた線ではなく
毎日行われる交代式で、必ず同じ場所を歩くから
その積み重ねで自然と付いた物だと思われます
大門に2人、大殿に2人、衛兵さんが任務に就いているので
大殿の方も見てきました
何か静寂としてて、入っちゃいけない雰囲気
ダメではないと思うんだけど
大門の方に戻ると、交代式始まってました~ イソゲッ!
軍靴を鳴らしながら、一糸乱れぬ動きで行進する5人の衛兵さん達
行進の真似っこしてみたけど
階段を上る時は左腕は前に突き出さず、お腹の方に持ってきてました
山門をくぐり抜け、大殿の方へ歩みを進めます
まず、台に乗っている任務が終わった衛兵と
次は大門で任務した衛兵との交代です
ちょっと振り返ったら、お世話係の人が身だしなみを整えてあげてました
任務を終えた衛兵が台を降りてきて
隊列の前の二人がこれから任務に就く衛兵で
真ん中の4人が任務が終わった衛兵
大門の中に戻っていく最後の最後まで
ちなみにこの任務は誰でも出来るわけではありません
陸、海、空軍から選び抜かれた兵士が
それはそれは厳しい訓練を受け
それを成し遂げた者だけがなれる、言わばエリートです
しかも身長175cm-195cm、体重65kg±1kgと
身体的条件まであるんです
ご覧ください、この凛々しいお姿を
任務の最中は、ピクリとも動きません
交代式をたっぷり観たので、次の目的地へ
お次は、やはり台湾を代表する観光スポットの 故宮博物院 です
2階にある受付は、またまた中○人で大混雑
上りエスカレーターの連なりをご覧ください
ガイドの陳さんは
故宮に行ったら、たくさんのお宝と中○人のパレードを観る事が出来るって言ってたけど
故宮博物院には
蒋介石が中国から運んできた選りすぐりの所蔵品が70万点近くもあり
収蔵するお宝の価値の高さから
ルーブル、メトロポリタン、エルミタージュと並び
世界四大博物館の1つとされています
博物院の中は撮影禁止だったので
特に有名な所蔵品の『肉形石』と『翠玉白菜』のミニチュアを買ってきました
これじゃつまらないので
紹介したい所蔵品の画像をお借りしました
右下の2つのお宝 『赤・白玉髄筆洗』 と 『黄玉髄三蓮章』 は
どちらも一つの石を掘り起こして作られたものなんです
だから黄玉髄三蓮章の3本のチェーンは
支柱を外してもその形をキープ、下に垂れてくる事はありません
左下の象牙の彫刻 『象牙多層球』
この球体は21層になっていて、各層一つ一つが自由に動くんです
マトリョーシカのように内側から作っていって重ねていくのではなく
1本の象牙から掘り出したもの
つまり、外側から内側に向かって掘り出したものなのです
彫刻師が親子3代に渡って製作されたものだとか
だとしたら、孫の彫刻師が一番たいへんだったかも~
故宮博物院はもっとじっくり見たかったけど
次に行く場所がちょっと遠いので、名残惜しいけど移動です
この日最後の観光地は
台北から東へ車で1時間ほどの町、九份(キュウフン)です
千と千尋の神隠しのモデルとなった街とされ
映画のヒット以降、多くの日本人観光客が訪れるようなりました
山あいの小さな町なので
現地でたくさんの観光バスを駐車する事が出来ず
山の中腹で乗って来たバスを降り
複数の観光グループが1台の大きいバスに相乗りして向かうんです
九份老街の入り口に着きました
遠くに見える港町は基隆市です。う~ん、曇天恨む~
基山街に入ってすぐ、ガイドの陳さんが
『お茶タダで飲める所に行きます』と言って、人混みをどんどん進んで行きました
誰も頼んでないんだけどな~
連れて行かれたお茶のお店では、タダで飲むと言うより商品の試飲
気に入ったら買ってねってトコです
ヤッパリネ
お店のお姉さんは、句読点のない棒読みの様な日本語で説明しながら
お茶を2種類入れてくれました
ちょっと飲み慣れない変わった風味
マカオで買ったお茶も残ってるし、ママ達は購入しませんでした
それにしてもすごい人、人、人混み
この混み具合、ディズニーランドに負けてないわ
臭豆腐や猪のソーセージ、アイスとピーナッツをのせたクレープ等
色々な食べ物でいっぱいだけど
どんどん先に進んでいくから、どれ一つも食べる時間も無く・・・
この日の夕食はこちらの阿妹茶館にて
千と千尋の神隠しの湯婆婆湯屋のモデルになったと言われている建物です
あくまでも噂と言われてますが、この様なものがあったので事実でなのでしょうね
神隠少女 湯婆婆的湯屋 ですって
予約の時間まで30分ほどあるので自由散策となりました
下の方に台湾映画 『悲情城市』 の撮影地で有名な場所があるらしいので
階段を下りてみました
有名な看板があるのですが、映ってなかった~
集合時間となり、阿妹茶館に入りました
6人掛けのテーブルに無理矢理8人座り、お食事です
テーブルに置ききれないほどの料理がどんどん運ばれてきました
お腹いっぱい食べてお店を出ると
外壁にはカオナシのモデルとなったお面が飾られていました
カオナシの手から金が出てくる発想って
お店の中に飾られていたこれ を観たからかなって思ったんだけど
どうなのかしら
九份は夜景がすごく綺麗なので、これを観に来るツアーもあるみたい
外に出ると、ママ達の様に帰るツアー客と今到着したツアー客でごった返してました
奥に見える港町も綺麗でした
最後は台北に戻り、希望者のみ士林夜市に立ち寄る事が出来たのですが
まさかの希望者無し
もちろんママ達もパスしました
最後にホテルまで連れて行ってくれるなら寄りたい所だったんだけど
自力で帰ってねって事だったので面倒になっちゃって
だから車窓だけにしときました
こんな感じで本来なら二日に分けてこなすような内容の観光を
一日に詰め込んだ弾丸ツアーを終えました
キツかったしお天気も悪かったけど
楽しめたので満足です
弾丸ツアーだったので北部しか巡れなかったので
今度は台湾の中部や南部にも行ってみたいですね~