こんばんは。プリンスママです。
すっかり長編となってしまったスペイン旅行記の最終日を綴りたいと思います。
5日目の最初の訪問地は、バルセロナオリンピックでこの存在を知り
いつか絶対に見ると決めていたサグラダ・ファミリアでした
もう、ワクワクです
バスを降りてしばらく歩くと・・・
キターーーーーーーーーー
正面に立った瞬間、何とも言えない感動に包まれました
偉大なる建築家、アントニ・ガウディ実際に手がけた東側の入口
生誕のファサードです
3つの門によって構成され、左門が父ヨセフ、中央門がイエス、右門が母マリアを象徴しているそうです
生誕のファサードは、受胎告知からキリストの誕生、初めての説教を行うまでの逸話が彫刻によって表現されています
隙間なく施されている生誕のファサードの彫刻には
日本人彫刻家の作品が多数含まれているそうです
3年前に完成した中の大礼拝堂です
森の中をイメージして作られているそうです
確かに森林の中にいる感じがしました
これまでに見てきた数々の大聖堂に比べると、自然光が取り入れられ明るく感じました
地下礼拝堂もガウディが手がけた所です
塔の上にある展望台に登ってみました
すごく狭くて10人も入れないような感じでした
西側の入口、受難のファサードです
こちらは最後の晩餐から磔刑、昇天までの場面が彫刻されています
PCによる作図と近代技術で作られているので何となく印象が直線的でした
有名なユダの接吻と裏切りです
横にあるナンプレみたいな数字の盤は、縦、横、ななめのどこを足しても33になるんですよ
因みに33は、キリストが磔刑にされた時の年齢です
これって凄いな~
数字好きの私にとってはとっても興味深いです
何か計算式でもあるのかな
鞭打ちの刑です
受難のファサードはこの文字だらけの扉が印象的でした
資料館も少し見てきました
↓これがガウディさんです
サグラダ・ファミリアは贖罪教会なので、建設資金は寄付などで賄われているのですが、
オリンピック以降に訪問者が急増し、教会拝観料の収入が莫大に増えたため財政状況が好転し
ガウディ没後100年に当たる2026年に向け、建設が急ピッチで進んでいます
完成時には170mに達する塔を含め、全部で18本の塔が建設されるということですが
本当に間に合うのかとちょっと疑問なんですよね~
だってその塔も全然出来ていないし、南の入口栄光のファサードも出来ていないんですよ~
サグラダ・ファミリアを後にし、ガウディのライバルであったモンタネールが手掛けた
サン・パウ病院の外観を観に行きました
もう病院としての機能はしていないそうです
その後グエル公園に移動しました
ここもガウディの世界観満載の公園でした
このトカゲちゃんも有名ですね
ガウディが最後に住んでいた家です
午前最後は車窓にてカサ・ミラ邸
カサ・バトリョ邸
午後はオプションツアーに行くのでまずは腹ごしらえ
ツアー集合場所近くのお店で食事を取りました
ビンチョスと言う串刺しの品々が、全て均一価格で提供されるスタイルでした
時間があったのでカテドラルを見ようと、ガイドブック上では無料だったはずの大聖堂
最近有料になったとの事で、外観のみにしました
午後は市街地から車で1時間ほどの所にあるモンセラートを観光してきました
モンセラートとはのこぎりでザクザク切ったという意味があり
浸食により形成された岩肌はまさに鋸山と言うにふさわしいものでした
1200mほどあるモンセラートの中腹にある修道院を訪れました
他にはミュージアムなどもありました
受難のファサードの彫刻と同じものもありました
中に入ってみました
ここには黒いマリア像があり
このマリア像が右手に持つ、黒い玉を触りながら願い事をすると叶うと言われています
帰る日に行われるとされていたストライキが回避されますようにとお願いしました
マリア像がある場所から礼拝堂が望めました
礼拝堂に降りてみました
すごく綺麗でした
礼拝堂を出ると、ろうそくが並べられている台がたくさんありました
このサークルはパワースポットだという都市伝説があるそうですが
ガセネタなのだそうです
最終日までしっかり満喫してスペイン観光が終わりました
最後のディナーも美味しくいただいてきたのですが
美味しそうに見える写真がなかったので割愛しちゃいますね
ストライキも無事回避されたようで、飛行機を3回乗り継ぎ
2日かけて何とか札幌まで戻ってきました
こんなにお腹一杯の観光が出来て、パパも私も世界観が変わりました
本当に楽しい旅でした
来年も夫婦で海外に行こうかと計画しています
実現するといいな~
長きに渡り、お付き合いくださいましてありがとうございました
いよいよ今年も残すところあと少しとなりました
どうぞ良いお年をお迎えくださいね
来年もプリンス共々、よろしくお願いします。