こんにちは。

 

今日は新しく知った英語を紹介したいと思います。

 

先日、新聞で取り上げられていた”Straw purchaser"(ストローパーチェサー)の銃問題。アメリカでは銃撃事件が絶えませんが、その原因の一つにこのStraw purchaseがあります。

 

 

Straw purchaseというのは、銃が買えない人の代わりに銃を買ってあげることで、Straw  buyerとも呼ばれています。銃が買えない人というのは、前歴や精神疾患などでバックグラウンドチェックに引っかかる人です。その記事では、Straw purchaseで購入された銃が犯罪に使用されている率が高いにもかかわらず、Straw buyersの検挙率が低いという内容でした。

 

”straw”とは「わら」のことで、”strawman”は「かかし」を意味します。かかしはフェイクやダミーを表す言葉なので、語源はそこからきているようです。

 

例えば、車などを代理購入する場合などもstraw purchaseと使えるのか、アメリカ人夫に聞いてみたところ、それは使わないと言っていました。主に、銃の不法な代理購入、お酒の不法代理購入など、”不法”な場合に使うことが多いそうです。

 

日本人の私からしてみれば、森や山で暮らしていない限り銃など生活に必要ないですし、一般市民の銃の所持禁止令を政府が出せばいいのではと思うのですが、アメリカ人の夫からしますと、政府や軍や警察などの権威だけが銃を所持する国に住むのは、あまりに権力がかたよりすぎて恐ろしい、というコメントでした。

 

独立戦争でアメ〜リカという国を勝ち取ったという歴史を持つだけあって、権威をあまり信用しとらんようです。