日本中枢の崩壊
今話題の、経産省の官僚、古賀さんの著作です。今日の朝、テレビに出演されていました。7月15日までに役所を辞めなさいと言われているとか。
古賀さんは過去2年近く大臣官房付ということで、全然仕事をさせてもらえない状況にありました。国会などでまずそうなときは、ハードな長距離出張に出されたりもしました。国会で証言したら、当時の官房長官の仙谷さんに恫喝されたこともありました。
本の帯には『日本の裏支配者が誰か教えよう』とありますが、別に物凄い極悪人が出てくるわけではなくて、戦後の日本社会のシステムが生み出した歪みがついに限界にきていて、3月に発生した地震で、政治の崩壊、行政システムの崩壊を明らかにしてしまい、これまでの政官業の癒着システムも明らかにしてしまったと。歪みが破綻するがのに加速がついてしまったと。そんな内容です。
僕が言うのもなんですけど、古賀さんはプロの書き手ではないので、時折表現が拙いと思える箇所がありますが、そんなことはまったく気にならない、当事者だからこその圧倒的なリアリティがあります。現在の日本の混乱の原因を知るためにはとても良い本です。でも、内容が良すぎて古賀さんの身が心配になります。『ここまで書いて大丈夫ですか』と。僕はいち不動産屋なのでたいしたことは出来ませんが、こういうひとは応援したいと思います。とりあえず、7月15日を注目します。
古賀さんは過去2年近く大臣官房付ということで、全然仕事をさせてもらえない状況にありました。国会などでまずそうなときは、ハードな長距離出張に出されたりもしました。国会で証言したら、当時の官房長官の仙谷さんに恫喝されたこともありました。
本の帯には『日本の裏支配者が誰か教えよう』とありますが、別に物凄い極悪人が出てくるわけではなくて、戦後の日本社会のシステムが生み出した歪みがついに限界にきていて、3月に発生した地震で、政治の崩壊、行政システムの崩壊を明らかにしてしまい、これまでの政官業の癒着システムも明らかにしてしまったと。歪みが破綻するがのに加速がついてしまったと。そんな内容です。
僕が言うのもなんですけど、古賀さんはプロの書き手ではないので、時折表現が拙いと思える箇所がありますが、そんなことはまったく気にならない、当事者だからこその圧倒的なリアリティがあります。現在の日本の混乱の原因を知るためにはとても良い本です。でも、内容が良すぎて古賀さんの身が心配になります。『ここまで書いて大丈夫ですか』と。僕はいち不動産屋なのでたいしたことは出来ませんが、こういうひとは応援したいと思います。とりあえず、7月15日を注目します。
