Greed is good ! | 溜池ではたらく不動産屋のブログ_Season 3

Greed is good !

日曜日に見ました。1987年に公開されたウォールストリートです。年末にブルーレイレコーダーを買ったので初めてブルーレイを見てみました。24年前ですから、マイケル・ダグラスもチャーリー・シーンもとても若いです。そして、マイケル・ダグラスが演じる、ゴードン・ゲッコーの有名なセリフです。『Greed is good!』 ゴードン・ゲッコーが買占めをしている会社の株主総会に出席して、スピーチをする場面で出てきます。

リーマン・ショックを境として世の中は大きく変わったかもしれませんが、まだまだ、こういう人たちは死んでいません。虎視眈々と獲物を狙っています。そしてこの映画を見ると、『よーし、俺もバリバリ稼ぐぞー』という気がしてきます。ゴードン・ゲッコーみたいな金持ちになるぞーと。

その後、録画しておいたカンブリア宮殿を見ました。天才脳外科医といわれている上山 博康さんがゲストでした。この人はすごいです。医学会では神の手と言われています。医療用の大きな顕微鏡を使って、脳の手術をします。月曜日から日曜日まで働きっぱなしです。60歳を過ぎているのに平気で午前零時過ぎまで仕事をしています。その原動力は『ひとの命を救う!』ということです。なんと、報酬もいちばん安いものだと3万円!だとか。神の手が手術して3万円です。(交通費込みの場合もあるとか)

当然、村上龍さんは質問します。『それだけの実力があれば、ブラックジャックみたいに、億単位のお金が簡単に稼げるのではないか?』と。それに対して上山さんは『大切なのはお金ではない』と。この人の発言を聴いていると、さっき見たばかりのゴードン・ゲッコーがものすごくつまらない小さい人物に思えてきます。楽しく映画を見たつもりが、『なぜ働くのか?』という難しいことを考えた一日でした。。。
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