メディアの支配者 | 溜池ではたらく不動産屋のブログ_Season 3

メディアの支配者

ようやく旅から帰ってきました。
行きと帰りの飛行機の中で読んだ本です。

フジサンケイグループの成り立ちと
権力闘争の歴史を克明に描いたノンフィクションです。

これはかなりの読み応えがあります。
元ライブドアの堀江さんがニッポン放送株を買占めに
いったときに、それなりに報道されていたので
ある程度は知っているつもりでしたが、こんな歴史が
隠されていたとは知りませんでした。

『楽しくなければテレビじゃない』の裏側で
壮絶な闘いが繰り広げられていました。

オーナー家を追い出すことに一応は成功するわけですが
その後の激動の時代にフジテレビは低迷していきます。
産経新聞もグループのお荷物であり続けています。
今後、このメディアグループはどうなっていくんでしょうか。

日本の大メディアグループの歴史を知るだけではなく、
メディア産業そのものについて考えさせられます。

フジサンケイグループは、本当に
鹿内一族を追い出す必要があったのでしょうか?
メディアの支配者(上) (講談社文庫)
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4 誰がテレビを殺すのか
5 産経や読売の闇を馬鹿な子供達は知るべき
5 NHKの大河の原作にも使えそう
1 こりゃひどい
5 メディアの正体!

メディアの支配者(下) (講談社文庫)
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4 メディアの権力は、蜜の味。
4 権力は例外なく腐敗し、嘘は必ずや暴かれる
5 フジサンケイグループのおぞましい内実!
5 内容濃いです
5 そして下巻で闇を抉る