とりあえず読んでおく | 溜池ではたらく不動産屋のブログ_Season 3

とりあえず読んでおく

1作目、2作目と読んでいたのでやはり
見過ごすわけにはいきません。
今回は世相を反映して、日本語のサブタイトルは
『衰退の5段階』です。
前作ではファニーメイを、良い例ととして取り上げて
いましたが、現状はご存知のとおりです。

著者は衰退の5段階として、以下のポイントをあげています。

①成功から生まれる傲慢
②規律なき拡大路線
③リスクと問題の否認
④一発逆転の追及
⑤屈服と凡庸な企業への転落か消滅

うーん。なるほど。
どこかで経験したような気がする・・・

それにしても、ちょっと内容が薄い気がします。
そもそも1ページあたりの文字量が少ないです。
無理やり厚みをつくっているような・・・
前作、前々作がすばらしかっただけに、物足りません。
ジム・コリンズ!長い間何してたんだ!
と言いながら、またこの人の本が出たらとりあえず買います。
ビジョナリー・カンパニー3 衰退の五段階
ジェームズ・C・コリンズ(James C. Collins)
日経BP社
売り上げランキング: 165
おすすめ度の平均: 4.0
5 企業などが滅びる理由が分かります
4 結局偉大な企業とはなんなのか?
4 示唆に富む良書なるも、ややすっきりしない読後感
5 失敗の本質
4 内容や事例紹介は粗いが概念化は恐ろしく巧みだ。見習いたい。