ドル凋落 | 溜池ではたらく不動産屋のブログ_Season 3

ドル凋落

最近やたら読んでいる、三橋貴明さんの本です、
今回はドル、そしてアメリカ経済にフォーカスしています。

『サブプライムローンによって住宅ローンまで輸出した』
なるほど。

同じ経済大国でも、日本とは国のバランスシートのあり方が
ちがいます。アメリカはやはり、国民の消費が復活しないと
はじまりません。世界経済が復活するためにも、アメリカ
国民の消費復活が欠かせません。
ただし、ものすごい借金をしてまでどんどん消費した時代は
もう戻ってこないような気がします。
そうすると、これからの世界経済も、いままでとはちがう
あり方になるんでしょうかね。

そして気になるのがユーロの行方です。
これまで、ユーロがドルと並んだ基軸通貨になるような
誤解をしていましたが、その幻想が崩れ去ろうとしています。
ヨーロッパを舞台にした、通貨統合という壮大な実験が
無残な結果に終わろうとしています。

どうなるんだーーーーーー世界経済ーーーーーーー。

あいかわらず三橋さんの本は読みやすいです。

ドル凋落 ―アメリカは破産するのか (宝島社新書 309)
三橋 貴明
宝島社
売り上げランキング: 3189
おすすめ度の平均: 5.0
5 善悪の感情ではなく、グラフ等の事実から解説
5 アメリカは破産しない!(米国債のデフォルトという意味で) それより日本が心配だ。
5 基軸通貨ドルとアメリカ経済を通して日本を見る
5 リーマン・ショック後のアメリカの状況がよく分かる
5 読んでしっかり考えることができるスグレモノの1冊