もう悲観論には騙されない! | 溜池ではたらく不動産屋のブログ_Season 3

もう悲観論には騙されない!

三橋貴明さんの本、2冊目です。
先日読んだ本と同じく、主張はとてもシンプルです。

『日本に必要なのは経済成長(GDPの成長)である』と。

民主党が言っていることとも、
マスコミが言っていることとも、悲観的な経済評論家の
みなさんが言っていることとも違って、ものすごく
前向きな主張が展開されています。

・問題はデフレギャップである
・適切な公共投資により需要を増大させよう
・子供手当ては単なる政府から民間への振込みであり
 需要は増えない。(貯金されてしまう)
・年金の未納率は低水準でとるに足らないものだ
・人口減といっても所詮低水準。

批判もあるのでしょうが、数字、データに基づく
説明がなされており、論理的なので説得力があります。

日本の未来は明るいぞ!そんな気にさせてくれる本です。
悲観論を展開するひとたちの本も読んでみます。

そういえば昨日の夜、テレビで猪瀬直樹さんが、東京都の水道技術を
海外にもっていく話をされていましたね。コメンテーターで出ていた、
ネットイヤーの社長さんとか、星野リゾートの社長さんとか、
話がまったくかみ合っておらず、猪瀬さんがみるからに
イライラしていました。
コメンテーターの皆さんの主張は、ひとことで言うと
官でやってきたことが、世界で戦えるのか、と。

のんきに、戦えるかどうかを心配している場合ではないと思います。
自分たちのリソースを生かして、どうやって世界と戦っていくのか、
それをみんなで真剣に考えなければならない、そんな局面だと思います。

日本の未来、ほんとは明るい! (WAC BUNKO)
三橋貴明
ワック
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おすすめ度の平均: 5.0
5 将来の何となくの不安を解消
5 入門編と聞いたので購入してみました。
4 布教用の書である。
5 日本の保守政治家&言論人にこそ読んでほしい書
5 確かな数値・データが裏付ける【実践的パクス=ジャポニカ】がここにはある。