おはようございます。こんにちは。こんばんは。
理学療法士のよきくんです。
今回は、以前愛用していたLogicoolGキーボードについて医療者向けに活用術を記載していきたいと思います。
医療者のためのLogicoolGキーボード活用ガイド
~快適なタイピング環境で業務効率と健康を守る~
はじめに
医療現場では、電子カルテの入力や事務作業など、長時間キーボードに向かうことが多いですよね。
「最近、手首や肩が疲れやすい」「もっと快適に入力できるキーボードはないの?」そんななやみを抱えている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、医療従事者の皆さんがLogicoolG(ロジクールG)シリーズのキーボードを仕事で最大限活用できるよう、選び方から設定、実際の活用例までわかりやすく解説していきます。理学療法士の視点から、身体への負担軽減や作業効率アップにつながるポイントも盛り込んでいます。
1.LogicoolGキーボードの特徴と医療現場でのメリット
LogicoolGシリーズとは?
LogicoolGは、ゲーミング用途で培われた高い耐久性と反応速度、快適な打鍵感が特徴のキーボードシリーズです。
医療現場で求められる「長時間のタイピングでも疲れにくい」「衛生的」「静音性が高い」といったニーズにも応える設計がされています。
医療現場でのメリット
- 高耐久性:1,000万回以上のキーストロークにも耐えるモデルも有り、長時間安心して使えます。
- 静音設計:患者様や同僚への配慮が必要な場合でも、静かなタイピング音でストレスを軽減できます。
- エルゴノミクス(人間工学)デザイン:手首や方への負担を減らす形状やリストレスト付きモデルがあり、身体を守りながら作業ができます。
- キーのカスタマイズ:専用ソフトを使えば、よく使う機能をショートカットキーに割り当てるなど、業務効率がアップします。
- マルチデバイス対応:複数のパソコンやタブレットをワンタッチで切り替え可能なモデルもあり、在宅や外来など多様なシーンで活躍します。
2.医療者におすすめのLogicoolGキーボード選び方
①タイピングスタイルに合わせたスイッチ選び
LogicoolGキーボードには、打鍵感や反応速度が異なる「メカニカルスイッチ」が複数用意されています。
- タクタイル(茶軸・Romer-Gタクタイル等);程よいクリック感と静音性で、長時間の入力作業に向いています。医療現場で最もバランスが良いタイプ。
- リニア(赤軸):クリック感がなく、滑らかで軽いタッチ。素早い入力や連続作業におすすめ。
- クリッキー(青軸):はっきりとしたクリック音と打鍵感。好みが分かれますが、しっかりしたフィードバックが欲しい方に。
②エルゴノミクス(人間工学)設計のモデルを選ぶ
- 例:ERGO K860
曲線的なスプリットレイアウトと一体型リストレストで、手首や肩の負担を大幅に軽減。特に長時間のカルテ入力やリハビリ記録に最適です。 - K380
コンパクトで軽量、静音性が高く、持ち運びやすい。外来や在宅ワークにもおすすめ。
③衛生面・耐水性もチェック
- 院内感染対策として、耐水・防塵設計や除菌しやすい素材のモデルを選ぶと安心です。
④有線・無線の選択
- デスク周りをスッキリさせたい場合にはワイヤレス(無線)モデル、安心した接続を重視するなら有線モデルが適しています。
具体例:外来での導入ケース
外来受付でK380(ワイヤレス・静音・コンパクト)を導入したところ、受付スタッフの手首や肩の負担が減り、患者様との会話中もタイピングオンが気にならなくなったという声がありました。
3.快適はタイピング環境を作る設定と工夫
①キーボードの角度・高さを調整する
- ERGO K860などは0°・ー4度・ー7度の角度調整が可能。手首の自然な角度を保ち、筋緊張を和らげます。
- リストレストやパームレストを活用することで、手首への直接的な負担を大幅に軽減できます。
②キーのカスタマイズで業務効率アップ
- 専用アプリ「Logi Options+」を使えば、アプリごとにショートカットやマクロを設定可能。
例:F1キーに「電子カルテ起動」F2キーに「定型文入力」など、よく使う操作をワンタッチで実行。
③マルチデバイス切り替え機能の活用
- K380やERGO860は、ボタン一つでPC・タブレット・スマホ間の切り替えが可能。
例:リハビリ室でタブレット記録、デスクでPC作業をシームレスに行う。
④衛生管理の徹底
- 耐水・防塵モデルはアルコールスプレーでの除菌も安心。日々の清掃で感染リスクを減らしましょう。
⑤姿勢と環境の見直し
- キーボードの位置は「肘が90度」「手首がまっすぐ」になるように調整。椅子やモニターの高さも合わせて見直すと、肩こりや腰痛予防に繋がります。
具体例:リハビリ室での活用
リハビリ室でERGO K860を導入した理学療法士の例。手首の痛みが軽減し、長時間の記録作業でも疲れにくくなったと実感。リストレストのサラッとした素材も快適で、夏場もベタつかず衛生的に使えています。
4.実際の活用例:リハビリ室・外来・在宅での導入事例
リハビリ室での導入例
前腕骨折後の手首可動域制限があるスタッフが、ERGO K860を使用。中央が盛り上がったカーブ形状とリストレストのお陰でフラットなキーボードより格段に打ちやすく、痛みや疲労感も大幅に軽減。
外来受付での導入例
K380を採用。静音性が高く、患者様とのコミュニケーション中もタイピング音が気にならず、受付スタッフのストレスも減少。
在宅ワークでの活用例
自宅で複数端末を使う場合、K380やERGO K860のマルチデバイス機能が活躍。ワンタッチでPC・タブレットを切り替えられ、業務効率が大幅に向上。
感染対策を重視した導入例
K120(耐水・耐久設計)を導入し、毎日アルコール除菌を徹底。院内感染対策を軽減しつつ、長期間安心して使用できています。
まとめ
- LogicoolGキーボードは、医療現場の長時間作業や衛生管理、身体への負担軽減に優れた選択。
- タイピングスタイルや用途に合わせて、スイッチや形状、機能を選ぶことが重要。
- エルゴノミクス設計やリストレスト付きモデルを選ぶことで、手首や肩の健康を守る。
- 専用ソフトでキー割り当てやマルチデバイス設定を活用し、業務効率を最大化しよう。
- 衛生管理も忘れずに、日々のメンテナンスを徹底。
まずは自分の作業スタイルや現場のニーズに合わせて、LogicoolGキーボードを選び、設定を見直してみましょう。快適なタイピング環境が、あなたの業務効率と健康を支えます。


