おはようございます。こんにちは。こんばんは。
理学療法士のよきくんです。
今回は、職場で愛用しているATK75についてレビューしていきたいと思います。
医療現場にも快適入力を!ATK75キーボード徹底レビュー
はじめに
「入力作業が多すぎて、手首や指が限界…」そんな悩み、抱えていませんか?
理学療法士や医療従事者にとって、カルテ入力や報告書作成などのタイピング作業は、想像以上に身体への負担をかけています。特に、1日何百回と繰り返す入力動作は、知らず知らずのうちに手や前腕の疲労を蓄積し、腱鞘炎(けんしょうえん)などのリスクを高める原因になります。
そんな中、快適性とパフォーマンスを兼ね備えたキーボードとして注目されているのが、「ATK75」。本記事では、ATK75の特徴やメリットを、医療者視点で詳しく解説し、実際の業務でどのように活用できるかをご紹介していきます。
1.ATK75とは何か?ー75%レイアウトの利点ー
ATK75は75%レイアウトを採用したメカニカルキーボードです。これは「テンキーを省略しつつも矢印キーやファンクション列(F1~F12)を残した配置」のことで、省スペースながら多機能を両立できる点が特徴です。
医療者にとってのメリット:
- 電子カルテや文書入力時に「Fキー」を使うショートカット操作ができる。
- コンパクトなので、机上のスペースに余裕ができ、メモ書きや他デバイスとの併用がスムーズ
例えば、電子カルテCLINICSで「F7:再診指示」などを使う場合、通常のコンパクトキーボードでは不便ですが、ATK75ならワンタッチで入力可能です。
2.打鍵感と静音性ー長時間使用でも疲れにくい設計ー
ATK75はスイッチ交換が可能な「ホットスワップ機能」を搭載しており、赤軸・茶軸・青軸など、使用者の好みに応じた打鍵感が選べます。
医療者に最適な構成例:
- 静音性重視▶リニアスイッチ(赤軸)+静音リング
- 打鍵感重視▶タクタイルスイッチ(茶軸)
例えば、リハビリ室やカンファレンス中のメモ書きであっても、赤軸なら周囲の迷惑にならずにタイピング可能です。
さらに、本体には吸音フォームが内蔵されており、メカニカルながら静かなタイピングを実現しています。
3.カスタマイズ性と拡張性ー業務効率を上げる鍵ー
ATK75の大きな魅力の一つが「VIA対応」である点です。VIAとは、キーマッピング(キー配置のカスタマイズ)を直感的に行えるソフトウェアで、特別なスキルがなくても以下のような操作が可能です。
カスタマイズの例:
- CapslockキーをCtlrに変更(ショートカット操作の効率化)
- Fキーに定型文やAI呼び出しコマンドを登録(ChatGPT連携など)
特に、Stream Deckなどと組み合わせて使うと、「F4キーでSOAP入力フォーマット起動」「F9でリハビリプログラム自動生成」なども実現可能になります。
4.ビルドクオリティとデザイン性ー所有感も満たす一台ー
ATK75はアルミトッププレートと樹脂ケースを採用しており、見た目の高級感と堅牢性のバランスが絶妙です。キーキャップはPBT(ポリブチレンレフタレート)製で、摩耗しにくく、掃除も簡単。
医療現場における利点:
- アルコール綿での拭き取りがしやすく、衛生面にも配慮
- 白基調の明るいカラーリングは医療空間にも馴染みやすい
- 黒基調のカラーリングでも馴染む
また、ホワイトLEDバックライトも搭載されており、夜間の当直業務や暗い場所での入力にも便利です。
5.医療現場での活用実例ーATK75が業務を変えるー
ある整形外科クリニックでの導入事例では、電子カルテ入力のスピードが約15%向上し、同時に入力ミスの報告も減少したという結果が得られました。
実際の使用者の声(例):
「指の疲れが減って、就業後のだるさが明らかに違います。ATK75に変えてから、残業も減りました」(理学療法士・30代・男性)
このように、ATK75は単なるガジェットではなく、「作業効率」「身体負担軽減」「業務品質向上」のすべてに寄与する道具として機能します。
まとめー医療者にとっての理想的なタイピング環境とはー
ATK75は以下のようなニーズを持つ医療従事者に最適です:
- 電子カルテ入力が多く、打鍵ストレスを減らしたい
- 職場環境にあったコンパクトかつ高性能なキーボードが欲しい
- プログラムや定型文の入力を効率化したい
- 手や腕の疲労からくる業務後のパフォーマンス低下を防ぎたい
ATK75は、快適なキーボード環境が医療の質を高めるという発想を体現した、まさに"働く手"を支える相棒と言えるでしょう。